【ヤクルト】高津監督、怒りの猛抗議実らず3位転落「あれはいかん」「納得できないことだらけ」

スポーツ報知
抗議する高津臣吾監督

◆JERAセ・リーグ 中日1―0ヤクルト(13日・バンテリンドーム)

 納得できない幕切れで、ヤクルトが巨人に抜かれて3位に転落した。約15分にわたる猛抗議を終え、会見場に現れた高津監督は、目を血走らせ、顔は紅潮していた。「あれはいかんね。審判さんのやることも人間がやることなんでね。間違いももちろんあるし、あそこのせいにはしたくないけど、大事な一つの勝ち負けや一つのアウトだったり、全力で戦っているので。もうちょっと、はっきりとしたジャッジをしてほしかった」とまくし立てた。

 問題のプレーは、1点を追う9回に起きた。1死一、二塁で、代打・川端が放った打球は二塁へのゴロ。二塁手・堂上は一塁走者・西浦にタッチを試みたが、西浦は一塁方向に逃げたため、先に打者走者のアウトを狙って一塁に送球したがセーフとなった。一、二塁間で挟殺プレーが始まり、遊撃手の京田は一度、二塁ベースを踏んで封殺を審判にアピールしたがジャッジが行われず、再び挟殺プレーが続く間に、三塁を回っていた二塁走者・古賀がホームを狙ったがアウトになった。

 直後に中日側が京田が二塁ベースを踏んだとリクエストを要求。これが認められ、西浦もアウトになって試合終了が宣告された。指揮官は、京田が二塁を踏んだ瞬間にアウトが宣告されていれば、古賀の本塁突入も起こらなかったと抗議したが覆らなかった。

 V争いが激しさを増すシーズン終盤で、1つの勝敗が持つ意味は大きい。それだけに、高津監督は「すごく大事なところ。1つのアウト、セーフが勝ち負けにつながる。残り30数試合となった大事な佳境を迎えているので、引き下がれなかった。納得できないことだらけですよ」と怒気をにじませた。

 ▼丹波球審「高津監督の言い分はセカンド(一塁走者)がアウト、セーフと言って(判定されて)いたら、三塁走者はプレーを続けなかったということですが、ジャッジしていなかったら、その通りプレーが動くのは絶対。その説明をずっとしていました」

 ▼嶋田二塁塁審「二塁塁審としては(京田が)ベースを踏んだことを確認していない。一塁走者はジャッジもアウトもコールもしていないのでセーフ。2アウト(一、二塁)の状態で中日側の(京田が二塁)ベースを踏んでいるというリクエストを受けた結果、ベースを踏んでいたということで(一塁走者も)アウト。試合終了です」

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