【大学野球】日大152キロ右腕・赤星優志、完封“快幕” 緩急自在ピッチにプロスカウトうなった

スポーツ報知
1部復帰初戦となった秋の開幕戦で、国学院大打線を4安打完封した日大のエース・赤星(カメラ・泉 貫太)

◆東都大学野球秋季リーグ戦第1週第1日▽日大3―0国学院大(13日・神宮)

 秋季リーグ戦が開幕。7季ぶり1部復帰の日大は、152キロ右腕・赤星優志(4年)が今春王者の国学院大を相手に4安打完封。大学・社会人では左腕の活躍が目立つ中、10月11日のドラフト会議での上位指名候補入りを猛アピールした。

 春の覇者を沈黙させた。赤星は、リーグトップの打率を残した国学院大に4安打しか許さなかった。「2~4番の中心選手を抑えて、流れを壊すことを意識していました」。手応えのあったカットボールを軸に、ツーシームもまじえて両サイドの低めに散らし、ゴロアウトは15個を数えた。

 152キロのストレートを投じる能力がありながら、打たせて取る投球に徹することができる。投手としての懐の深さを示した。2―0の8回2死満塁で4番・福永奨を迎えた時は、この日最速の147キロの直球を見せつつカットボールで三ゴロに打ち取った。巨人・榑松アマスカウト統括は「ここぞというところでスイッチが入り、強弱をつけることができる」と評価した。

 3年秋までの東都2部での成績は4勝4敗だったが、今春に大きく飛躍した。リーグ戦は3勝1敗、防御率0・78。入れ替え戦の2試合でも2勝を挙げ、日大の7季ぶりの1部復帰に貢献した。「初球からでも変化球を使ったり、コースに投げることで打者が打ちづらくなる」という意識改革が、身長176センチのオーソドックスな右腕を勝てる投手に変えた。

 「大学・社会人のなかで、これだけゲームメイクの能力がある投手は数少ない」と話したのは、DeNA・河原編成部スカウティングディレクターだ。「目標はプロに入るだけでなく、活躍すること。しっかり内容のある投球をしていきたい」と赤星。夢の実現に向けてドラフト直前まで、神宮でのアピールは続く。(浜木 俊介)

 ◆赤星 優志(あかほし・ゆうじ)1999年7月2日、東京都生まれ。22歳。日大鶴ケ丘高でエースを務めた3年夏(2017年)は西東京大会4回戦で敗退。今春の東都2部リーグでは最高殊勲選手、最優秀投手、最優秀防御率に輝く。176センチ、80キロ。右投右打。

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