【高校野球】釧路江南が15年ぶりの全道大会進出 荻原秀吉が先制打含む3安打3打点

全道大会進出を決め、笑顔でガッツポーズする釧路江南ナイン
全道大会進出を決め、笑顔でガッツポーズする釧路江南ナイン
7回表、3点目となる左越え適時二塁打を放った釧路江南の荻原は、二塁上で左手を上げる(左)
7回表、3点目となる左越え適時二塁打を放った釧路江南の荻原は、二塁上で左手を上げる(左)

◆高校野球秋季北海道大会釧根地区▽代表決定戦 釧路江南8-1釧路北陽=8回コールド= (12日・ウインドヒルひがし北海道)

 釧根地区では、釧路江南が釧路北陽を8―1の8回コールドで破り、15年ぶりに全道大会進出を決めた。捕手と二塁手を務める荻原秀吉(2年)が、先制打を含む3安打3打点と打線をけん引。全10地区で道大会への一番乗りを果たした。

 19人が1つとなり、釧路江南が15年ぶりの道大会行きを決めた。3安打3打点の荻原は「15年間も経ってしまったので」と苦笑しながら「野球を楽しむことを心掛けてきた。それが野球の醍醐味。意識して笑ってやった結果」。釧根地区制覇に、そう表情を緩めた。

 開眼した。1安打に終わった初戦後、荻原は楓川卓也監督(47)から「ボールを顔で追ってる」と指摘された。あごを引いて打つことを心掛けると「球の回転まで見えるようになった」。5回の右前先制打の場面も2球で追い込まれたが「決めに来た真ん中への変化球に対応できた」と冷静に対処。3回戦と代表決定戦で複数安打と、成果を示した。

 名前の由来は、父・秀一さん(55)から一文字取り「いいことがあるようにと吉をつけたと聞いた」と豊臣とは関係ない。荻原も「歴史はそんなに」と興味こそ薄いが「イメージは統率力」と同名の武将からの学びは日々に生かしている。

 楓川監督は「6人の2年生が自分たちで目的を確認したり、意識を高くしてやっている。そこが頼もしい」と話す。選手は15人のため、荻原の二塁手と捕手など複数ポジションをこなすのが通例。そこに4人のマネジャーが的確なサポート。指揮官が「やりくりしながらいい形でできた」とうなずいたように、2年生を中心に一丸で大舞台へ駒を進めた。

 釧路江南のグラウンドには「北北海道大会制覇」の横断幕が掛けられている。来夏の目標の前に臨む秋の全道舞台。荻原は「やることをやればどんな相手にもいい勝負はできる。全力投球で臨みたい」と言った。次なる戦へ、釧路から札幌へ乗り込む。(砂田 秀人)

全道大会進出を決め、笑顔でガッツポーズする釧路江南ナイン
7回表、3点目となる左越え適時二塁打を放った釧路江南の荻原は、二塁上で左手を上げる(左)
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