【フォワ賞】ディープボンドが逃げ切りで海外初参戦V 10・3凱旋門賞へ弾み

スポーツ報知
フォワ賞が行われたパリロンシャン競馬場

 凱旋門賞・G1(10月3日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)の前哨戦、フォワ賞・G2(9月12日、同、6頭立て)は日本から参戦したディープボンド(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)が逃げ切りVを飾った。日本馬として、8年ぶりの勝利を挙げ、本番への大きな弾みをつけた。

 日本ではG2・2勝のみで、G1は未勝利だったが、5月の天皇賞・春で2着に入った後、早々と世界最高峰の凱旋門賞挑戦が決まった。鞍上には昨年の凱旋門賞をソットサスで制したクリスチャン・デムーロ騎手を確保。ノースヒルズ代表の前田幸治氏は13年に4着だった父キズナのオーナーでもあり、父子2代の思いを託した挑戦へ向け、万全の態勢を敷いた。

 今回、凱旋門賞と同じ舞台となるフォワ賞を選択したのは、本番への“叩き台”の意味合いも決して小さくなかったが、前哨戦を鮮やかな勝利で飾ったことで、日本競馬界の悲願成就の可能性が見えてきた。

 過去の日本馬によるフォワ賞Vは99年のエルコンドルパサー、12、13年のオルフェーヴル。続く凱旋門賞で前者は2着激走。後者は12、13年のいずれも2着と首位争いまで迫った経緯がある。前哨戦Vを飾ったディープボンドは、これらの日本競馬史に名を残す名馬に肩を並べた。あとは“2着の壁”をぶち破れるか。日本で生まれ、日本でトレーニングされた日本馬による凱旋門賞初制覇を意識させてくれる勝利だった。

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