稲見萌寧がメジャー初Vで日本女子最年少の22歳でシーズン獲得賞金2億円突破!「4日間楽しく回れた」

通算19アンダーでメジャー初優勝を果たし、万歳する稲見萌寧
通算19アンダーでメジャー初優勝を果たし、万歳する稲見萌寧
国内男女のシーズン2億円超え
国内男女のシーズン2億円超え

◆女子プロゴルフツアー 21年メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 最終日(12日、茨城・静ヒルズCC=6680ヤード、パー72)

 1打差2位で出た東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(もね、22)=都築電気=が8バーディー、ボギーなしのベストスコア64をマーク。大会記録を1打更新する通算19アンダーで逆転し、メジャー初優勝と今季8勝目を挙げた。1988年のツアー制施行後、シーズン獲得賞金2億円突破は15年のイ・ボミ(韓国)以来2人目で、最年少での達成。初めて賞金ランク1位に浮上し、夢の3億円突破も見えてきた。

 他を寄せつけない圧倒的な強さだった。18番で50センチのパーパットを沈めた稲見は、天に向け両手を突き上げた。「目標だったメジャー優勝を達成できてうれしい。新たな1勝」と喜んだ。決勝ラウンド(R)2日間で65、64。メジャーの設定も苦にせず、2位を4打引き離す逆転勝ちに、「4日間楽しく回れた」と笑った。

 1差で出ると、1番のバーディーで並んだ。4番で8メートルを沈め、単独首位に。9番から3連続バーディーで2位の西郷、大山に3差をつけ、16番のバーディーで勝利を確信した。静ヒルズは小6時にショートコースを何度も回り、「難しいイメージで、大会前はおじけづいていた」というが、攻略した。19年大会、畑岡奈紗の大会最少ストローク(270)を1打更新する19アンダー(269)でメジャー初V。今季8勝は、03年不動裕理の10勝に次ぐ歴代単独2位となった。

 今季獲得賞金は2億572万9149円となり、賞金ランクで小祝さくら(23)を抜いて初の首位に立った。シーズン2億円突破は男女通じて6人目(7例目)。女子ではイ・ボミ以来2人目で最年少だ。「(2億円到達は)初めて知った」という稲見だが、「ボミさんは今日もプレー中にすれ違い、手を振ってくれた。スーパースターでアイドルです」と、憧れの存在に肩を並べ、笑みを浮かべた。

 初の戴冠に向け争いがし烈となる秋の賞金女王争いでは、初の3億円突破も夢ではない。「優勝のご褒美? 思いつくものがない。練習してトレーニングする日々は変わらない」と、これまで通りを強調する。8月に五輪で銀メダル獲得。五輪後のツアーでは「毎週ぶっちぎりで勝つこと。大差で勝ち続けることが一番の夢」と言った。自称・完璧主義者は、「(賞金女王は)最終的な結果なので意識しない。次は(あと1勝に迫る通算)2桁優勝を目標に頑張りたい」と、女子プロNO1の称号を得ても、決して満足はしない。(岩原 正幸)

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