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【京成杯AH】初コンビの戸崎神騎乗“善戦ホース”カテドラル14度目の正直で重賞初制覇

ゴール前で差し切り、重賞初制覇を決めたカテドラル(手前)
ゴール前で差し切り、重賞初制覇を決めたカテドラル(手前)

◆第66回京成杯AH・G3(9月12日、中山・芝1600メートル、良)

 中山競馬場で行われたサマーマイルシリーズ最終戦の第66回京成杯オータムH・G3は、7番人気の伏兵カテドラル(戸崎)が重賞14回目の挑戦で悲願の初制覇を飾った。

 初コンビが曇天の中山を鮮やかに切り裂いた。直線入り口で戸崎はカテドラルをインへと誘導。しかし、残り250メートルで前に3頭の壁が立ちはだかる。わずかな隙間を見つけて急坂の手前で進路を外へとスイッチすると、2馬身ほど前を逃げるコントラチェックに一完歩ずつ襲いかかる。末脚はさらに威力を増し、坂を上り切るとまたグイッとひと伸び。首差かわしたところがゴールだった。

 これまで重賞2着が4回、G13着1回。重賞14回目の出走だった“善戦ホース”に、初の重賞タイトルをプレゼントした戸崎は「手応えは十分だった。進路を探しながらだったけど、うまくさばいてくれた」と会心の騎乗を振り返った。

 スタートでやや後手に回り、道中は12番手から。開幕週で前残りの馬場を考えると苦しいレースを強いられた。しかし、百戦錬磨の鞍上は慌てず。少しずつポジションを押し上げると3角手前では9番手まで浮上し、先団を射程圏に入れた。「内枠というのもあって自分のリズムを守って運んだ。バランス良く行きました」。ロスの少ない進路取りがゴール前での決め脚の差。戸崎のファインプレーが際立った一戦だった。

 つかめそうでつかめなかった初タイトル。池添学調教師は「惜しいレースが続いていたので勝てて良かった」とホッとした表情。「進路が詰まったのが(逆に)ためが利いたのかも。すごく上手に乗ってもらいました」と最敬礼で感謝だ。「次は大きい舞台へ行きたい」と語り、マイルCS(11月21日、阪神)などが視野に入る。ついに晩成の血が開花したハーツクライ産駒の秋の活躍から目が離せない。(石行 佑介)

 ◆カテドラル 父ハーツクライ、母アビラ(父ロックオブジブラルタル)。栗東・池添学厩舎所属の牡5歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算成績は19戦4勝。総収得賞金は1億8240万7000円。重賞初勝利。馬主は(有)キャロットファーム。

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