【ヤクルト】ミスド大好き・サイスニードのささやかな夢「来日した家族に穴場のドーナツ屋さんを」

サイスニード
サイスニード

 いまヤクルト内で、そのギャップに注目が集まっている投手がいる。今季から加入したサイスニード投手だ。先日、右腕について執筆したコラムが予想外の反響を呼び、私自身とても驚いている。

 まだ未読の方に向けて説明すると、モッサリとひげを蓄えた一見、こわもての右腕が「世界で一番おいしいドーナツを見つけた」とのこと。真相を聞くと「知らないかもしれませんが『ミスタードーナツ』という穴場のドーナツ屋で『ゴールデンチョコレート』という、今までの人生で1番おいしいドーナツに出会いました」とうれしそうに教えてくれた、というエピソード。ユーモアたっぷりのコメントが、多くのファンの心をつかんだようだ。

 今回は、その後日談である。記事の反響は大きく、右腕のSNSにも多くのファンが店を訪問してドーナツを食す様子が届いた。中には、他の種類のドーナツをオススメする声もあったという。「あの秘密の場所をよく探し出せたな…と。いくつか試したんですが(ファンがオススメを)たくさん送ってきてくれているので、徐々に食べていこうと思っています」。SNSを通じたファンとの交流も、私生活でのリフレッシュにつながっている様子だ。

 球界では大きな動きもあった。8月20日、政府がプロ野球などの外国人選手の家族の入国を認め、同月上旬から適用していたことが分かった―というニュースが報じられた。異国で戦う外国人助っ人にとって家族の支えは大きいはずで、ヤクルトにとってもプラスに働く動きだった。

 右腕の家族はすでに来日済みで、現在は自主隔離期間を過ごしている。自身もコロナ禍で外出が制限される中、「家族が来日したら、連れて行きたい場所を教えて下さい」との質問に、ささやかな夢を明かしてくれた。「秘密にしている穴場のドーナツ屋さんのドーナツを食べさせてあげたい。もう少ししたら時が来ると思うので、楽しみにしています」。

 11日のDeNA戦(神宮)では、6回途中2失点の好投で本拠地初勝利となる今季3勝目をマーク。2か月ぶりの神宮開催を白星で飾り、お立ち台では「スワローズファンの前で勝利することは最高ですし、神宮での勝利を待っていたので、最高な気持ち」と喜んだ。6年ぶりのリーグVへと激しさを増すシーズン終盤、家族の存在は大きな支えとなるだろう。家族で食べるドーナツは、これまで以上においしく、右腕に力を与えてくれるに違いない。(ヤクルト担当・小島 和之)

コラムでHo!とは?
 スポーツ報知のwebサイト限定コラムです。最前線で取材する記者が、紙面では書き切れなかった裏話や、今話題となっている旬な出来事を深く掘り下げてお届けします。皆さんを「ほーっ!」とうならせるようなコラムを目指して日々配信しますので、どうぞお楽しみください。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請