金村義明氏 阪神・佐藤輝明の2軍降格は好判断 無心で体をいじめ抜けば不調脱出できる

スポーツ報知
6回無死一塁、フェンス直撃の二塁打を放つ佐藤輝明

◆JERAセ・リーグ 広島1―4阪神(11日・マツダスタジアム)

 1軍では自己ワーストの35打席連続無安打を喫し、10日にプロ初の登録抹消となった佐藤輝は4打数1安打。広島先発の野村に対し、初回は中飛に倒れ、4回は左飛に終わったものの、左翼への大飛球だった。8回はネバラスカスの152キロ直球に捕邪飛。6回の二塁打は“38打席ぶり”の安打となった。スポーツ報知評論家の金村義明氏が、2軍降格について見解を示した。

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 佐藤輝に2軍での再調整を言い渡したのは、首脳陣の好判断だ。技術的な欠点はもちろんあったが、結果が出ずに考えすぎて調子を崩していった。この日のウエスタン・リーグでは凡打を含めて、いい当たりが出たように、心技体で言えば「心」の部分がメインのスランプだったと言える。

 ファームの調整期間で大事なのはフォーム修正やスイングの改良ではなく、骨から汗が出るぐらいまで無心で体を動かすことだ。試合のある日でも、アメリカンノックなどで下半身をいじめ抜いたらいい。打撃ではシンプルにセンターに打ち返すことだけを考えたら、結果はついてくる。

 巨人とゲーム差が開いてきたことも影響しているが、チームは戦い方に余裕が出てきた。攻撃面では大山の復調が大きく、サンズ、ロハス、糸井のローテーションもうまく回っている。残り30試合余りは、豊富な戦力をいかに組み合わせていくかが大事。ここに佐藤輝が戻ってきたら、盤石の布陣でラストスパートをかけられる。(スポーツ報知評論家)

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