【ソフトバンク】工藤監督「きょうは、ごめん…」初回に11失点で計17失点の屈辱的大敗

大量失点にベンチで腕組みし戦況を見る工藤公康監督(左)(カメラ・池内 雅彦)
大量失点にベンチで腕組みし戦況を見る工藤公康監督(左)(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 日本ハム17―5ソフトバンク(11日・札幌ドーム)

 しゃべる気力すら沸いてこなかった。「こういうことはなかなか、ないんですけどね。自分も長いこと野球をやってますけど。初回がすべてと言えばすべてなので。うん、それしかないかな…」。就任6年目で3度目、ワーストタイの17失点で屈辱的大敗。勝敗に関わらず前向きだった工藤監督の会見は「きょうは、ごめん…」とわずか2分足らずで打ち切られた。

 ダイエー時代の99年4月7日のロッテ戦(北九州)以来、22年ぶりとなる1イニング11失点。ヨーイドンで石川が試合を壊し、2番手の高橋礼も火に油を注いだ。失策絡みとはいえ、2イニング続けて打者一巡、計25人で怒とうの16失点。初回だけで40分間も守らされた気の毒な野手は、リチャードのソロなどで5点を返すのがやっとだった。

 「こういう中で戦ってる以上は『何とかしないといけない』という気持ちを出してやってもらわないといけない。次があるのか、ないのか。そのへんもしっかり考えてやっていきたいと思います」と指揮官。試合前の時点で今季4試合2勝1敗、防御率1・61だった日本ハムキラーの背信。54球でマウンドを去った先発右腕のローテ剥奪(はくだつ)も視野に入れ、厳しい言葉を向けた。

 開幕から7勝2分けと無敗だったビジターの日本ハムも初黒星。お得意様との取引も停止し、楽天に快勝した首位のロッテと5・5ゲーム差に広がった。33試合を残し、勝率5割からの仕切り直し。逆転優勝へ猶予は少ない。(長田 亨)

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