【ロッテ】小島和哉 プロ初完投で7勝目「ちょっと出来過ぎ」…美馬先輩の金言、力に変えた

小島和哉
小島和哉

◆パ・リーグ ロッテ―楽天(11日・ZOZOマリン)

 本拠のファンから湧き上がる拍手に勇気づけられて、小島は自信満々に左腕を振り続けた。9回109球を投げて4安打8奪三振で昨季に並ぶ自己最多の7勝目を自身初の完投勝利で彩り「ちょっと出来過ぎなところはあります」と照れ笑いを浮かべた。

 引き分けを挟んでの3連勝で、2位オリックスに1ゲーム差をつけ混パを頭1つだけ抜け出した。3年目左腕が「明るい中でも締まっている雰囲気がある」というチームは、優勝に向けて一丸となっている。

 8月25日、9月3日の日本ハム戦は2試合続けて5回もたず、今回の登板を「ラストチャンス」と位置づけた小島は、経験豊富な先輩を頼った。「弱気になるところがある」と自己分析して益田、美馬に解決策を相談すると美馬から「6人の先発枠で投げさせてもらえるのが幸せなこと。打たれた後のことを考えたらもったいない」とアドバイスを受けた。「どんどん攻めていこう」と最速147キロの直球で強気に押した。

 後輩の存在も力に変えた。前日10日の楽天戦で2年目右腕の佐々木朗が8回2安打2失点で田中将と投手戦を展開し、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。「長いイニングを投げて圧倒しているところを見ていた。僕も負けないぞという気持ちで投げました」と意地を見せて、朗希に続いた。

 井口監督は小島の好投に目尻を下げ「昨日(10日)の朗希がいい刺激になっているのでは」と“佐々木朗効果”を口にした。12日の楽天戦先発はドラフト4位右腕の河村。2勝目を目指すルーキーを野手、ブルペンが支える一体感が今のロッテにはある。(阿見 俊輔)

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