【西武】今井達也、今季チーム初完封で7勝目 9回2死満塁を切り抜け「あっぶね~」

今井達也
今井達也

◆パ・リーグ 西武7―0オリックス(11日・メットライフドーム)

 源田の送球を祈るように見つめた今井は、ゲームセットと同時に「あっぶね~」と笑った。9回2死満塁を切り抜け、3安打完封で7勝目。13奪三振と投げ抜いた142球はともに自己最多だ。自身19年5月以来、今季チーム初の完封勝利に「(ノーノーを逃して)悔しいけど0点でいけたのでよかった」と頬を緩めた。

 最速155キロを計測する力強い直球がさえ渡り、チーム打率トップのオリックス打線を6回まで無安打。7回に初安打こそ許したが、集中力を切らさず、「最初から最後まで投げるのが先発の醍醐(だいご)味」とスコアボードに並んだゼロを見つめた。

 崖っ縁のマウンドだった。後半戦は試合前時点で防御率8・44。「本当にこの次はないという心構えで臨んだ」と腹をくくった。「1球1球全力で」と投球の意識だけでなく、験も担いだ。好調だった前半戦に使っていた青色のグラブを使用。「長くて引きずるのが気になっていた。足回りをすっきりしたら、気分的にも変わるかな」とユニホームのズボンは裾を短くした。悪い流れを変えた。

 力投した右腕に辻監督は「見事だった。(打者に)気持ちが向かってる感じがした」と絶賛。前日までの直近5試合で34失点を喫した先発陣に23歳右腕が光を灯した。(森下 知玲)

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