山崎育三郎、伊藤博文演じる大河「青天を衝け」では歌声封印? 「今後も歌わないんじゃないですか」

スポーツ報知
「青天を衝け」で伊藤博文を演じる山崎育三郎

 NHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8時)に長州藩士・伊藤博文役で出演中の俳優・山崎育三郎(35)がこのほどスポーツ報知などのオンラインインタビューに応じ、初の大河出演について「ミュージカルで言うと帝国劇場の舞台に立つような、憧れのステージ」と語った。ミュージカル界のプリンスと呼ばれる山崎だが、今作では美声は“封印”。後に初代内閣総理大臣に上りつめた伊藤役を演じきる。

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 6月から「青天を衝け」に出演している山崎。演じる長州藩士・伊藤博文は、吉田松陰に学んだ攘夷派だったが、英国留学後に開国論者に転じた。現在のところ歌が必要なシーンはない。山崎は「僕もいつ歌う場面が出てくるんだろうと思っているんですけど、今のところまったく。今後も歌わないんじゃないですか」と苦笑いした。

 昨年前期のNHK連続テレビ小説「エール」では歌手役を演じ、劇中で何度も歌声を披露。「作品の中で『栄冠は君に輝く』を歌わせてもらうなど、素晴らしい経験をさせてもらいました」。ドラマでは無人の甲子園での歌唱だったが、今年8月に行われた夏の甲子園開会式では球児を前に歌い、朝ドラファンをしびれさせた。

 ただ、歌う機会はなくても、持ち前の音感は大河でも生かされている。自身も高校時代に留学して英語は堪能だが、伊藤が話すのは19世紀後半の英語。「当時の英語は単語一つ一つの発音が難しくて。会話が全部英語だと芝居した感覚がない。(関西弁とも九州弁とも異なる)長州弁も指導の先生がいるのですがイントネーションが分かりにくいので、音としてメロディーのように捉えています」と明かした。

 「エール」で朝ドラは経験したが、大河出演はこれが初めて。「ミュージカルで言うと帝国劇場の舞台に立つような、憧れのステージ」と喜びを表現した。

 伊藤は明治維新直後から新政府に入り、吉沢亮(27)が演じる実業家・渋沢栄一の上司になる。貨幣制度の改革に注力。大日本帝国憲法の起草者でもあり、やがて初代内閣総理大臣へと出世する。「(伊藤は)1986年まで千円札の顔だったんですが、僕が生まれたのが86年で見たことがなくて。祖父母に『あの千円札の』と言われてもピンと来なかった」

 総理になるのはまだまだ先だが“初代”から見て、今月に入って迷走を重ねた菅首相はどう映るのか。「何とも言えないですが、伊藤さん自身は人と人とのつながりを大事にした方。チーム一丸というか、独断で進めず、色んな人の思いを聞いて決めると思います」と想像していた。(浦本 将樹)

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