カタルシスたっぷりの鷹木信悟の勝利に棚橋弘至の涙…メットライフドーム2連戦で新日が見せたプロレスの底力

IWGP世界ヘビー級王座を防衛し、LIJの仲間の(左から)BUSHI、内藤哲也、SANADA、高橋ヒロムに祝福された鷹木信悟(新日本プロレス提供)
IWGP世界ヘビー級王座を防衛し、LIJの仲間の(左から)BUSHI、内藤哲也、SANADA、高橋ヒロムに祝福された鷹木信悟(新日本プロレス提供)

 ヒールユニット「バレットクラブ」(BC)の仲間、ディック東郷、高橋裕二郎、SHOを引き連れてリングインの挑戦者・EVILを眼光鋭く一にらみ。観客の大きな手拍子での応援を受けると、闘病の陰りの見えないパンプアップされた肉体を見せつけた。

 戦いはゴングと同時に1対BC軍4人の戦いになったが、「おい! おい! おい!」と、観客に手拍子を要求し、闘志をむき出しにした鷹木。終盤、BC総出の攻撃にグロッギー寸前になる場面もあったが、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」(LIJ)の仲間・内藤哲也、SANADA、BUSHIの3人がリングに駆けつけ、救出。息を吹き返すと、必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウント奪取。新日最高峰のベルトを死守した。

 LIJの仲間に囲まれ、まずは水を一杯飲んだ鷹木はマイクを持つと、「この3週間、いろんな意味でしんどかったよ」とポツリ。「ベルトを持ったまま無事、新日本のリングに帰ってきたぞ! まさかのコロナウイルス感染で試合するのは3週間ぶりだが、俺はプロレスラーだ。リングに上がれば病み上がりとか後遺症なんて関係ねえんだよ。今日は意地とプライドを持って、ここに上がった。今日の戦いを持って鷹木信悟、大復活だ!」と叫んだ。

 バックステージで「まさかのコロナウイルスに感染しちまってな。不安がないと言ったら、うそになるが、不安を消し去るためにやれるだけのことはやってきた。このご時世だ。決してウイルスを俺はなめてない。だが、俺は今日、プロレスラーとして意地とプライドを持って、ここに上がった」と汗まみれの顔で話した。

新型コロナウイルス感染から3週間ぶりの復帰戦でIWGP世界ヘビー級王座を防衛。観客の拍手に応える鷹木信悟(新日本プロレス提供)
IWGP世界ヘビー級王座を防衛し、LIJの仲間の(左から)BUSHI、内藤哲也、SANADA、高橋ヒロムに祝福された鷹木信悟(新日本プロレス提供)
飯伏幸太を下し、IWGP USヘビー級王座を防衛。観客の拍手に応える棚橋弘至(新日本プロレス提供)
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