【巨人】市和歌山・小園健太と面談 ドラ1候補絞り込みへ 最速152キロ右腕に最大級の評価 

スポーツ報知
巨人の岸スカウトと面談をした市和歌山の小園健太

 巨人が8日、10月11日に行われるドラフト会議に向けて、和歌山市の市和歌山高を訪問し、1位候補に挙がる小園健太投手(18)と面談した。担当の岸敬祐スカウト(34)は「僕の担当の中では小園君と(高知の)森木(大智)君は双璧」とラブコールを送った。面談で最速152キロ右腕は、巨人・菅野の投球フォームのモノマネを披露するなど、好印象を持った様子だった。

 巨人とオリックスの2球団が“小園詣で”に訪れた。約30分の面談を終えた巨人・岸スカウトは「僕の担当の中では、小園君と森木君は双璧。ご縁があればうれしい」と、担当する地区(近畿、四国など)で最大級の評価をしている一人だとラブコールを送った。

 小園は甲子園出場こそ今春の1度だけだが、最速152キロの直球に加え、宝刀のカットボールとツーシームなど変化球が絶品。投手では明桜(秋田)の最速157キロ右腕・風間球打(きゅうた)、高知のMAX154キロ右腕・森木大智は巨人の榑松アマスカウト統括が今夏の県大会で「球種が豊富で投球が上手」と絶賛。ともにドラフト1位で複数球団の競合が予想されるが、小園の方が「変化球の精度は上」という各スカウトの評価もあり、将来のエースになり得る逸材だ。

 岸スカウトが面談で感銘を受けたのが、小園が幼少時にプロ野球を見ながらティッシュを丸めて「こうやって抑えるんや!」と、一人で遊んでいたというエピソードだった。「創造性が豊か。孤独の中で闘っていかないといけない世界なので、プロ向きの投手と感じた。まだまだ伸びしろがある」とほれ直した。

 会話が弾んだのか、小園は小さい時からやっていた得意のモノマネを披露。巨人・菅野の投球フォームを実演し、岸スカウトは「めちゃくちゃうまかった。想像力が高い。自分の頭で考えて、表現できる能力が高い選手」と、意外な特技に興味津々。小園は「動きに敏感になった。体のどの部分を動かしたりとかは投球にもつながってくる。フォームに関しても、肩が開きすぎているとかは感じるようになった」と、モノマネが投球のヒントになることがあると明かした。

 巨人は近年、トップクラスの選手だけでなく、育成指名候補も含めて幅広く面談を行い、性格や考え方も指名の参考にしている。小園との対面もその一環で、今後も様々な選手のもとへスカウトが足を運ぶ予定。1位候補の本格的な絞り込みはまだ行っていない段階で、高校生、大学・社会人、投手、野手含めて幅広く慎重に検討中だ。

 小園は将来像を問われ「先発ローテーションに入って、2ケタ勝利ができる投手になりたい」と答え、巨人については「毎年、Aクラスにいる。とても強い球団というイメージ。(印象に残ったことは)ほぼ全部」と好印象を持った様子だ。「プロ志望届を出したことで実感も湧いてきた。すごく待ち遠しい」と小園。巨人とは運命の赤い糸で結ばれるのか。(伊井 亮一)

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