高木豊氏、丸佳浩よ戻ってこい!!原辰徳監督、愛の交代「怒り悔しさ忘れてはいけない」

スポーツ報知
2回1死、空振り三振に倒れた丸佳浩(投手・大貫晋一=カメラ・竜田 卓)

◆JERAセ・リーグ DeNA4―1巨人(8日・横浜)

 巨人が投打に振るわずDeNAに敗れ、引き分けを挟んで今季2度目の4連敗となった。先発の山口俊は初回2死から2点を失うなど5回7安打4失点で6戦白星なしの4敗目。前日スタメンを外れていた丸佳浩を5番で起用し、奮起を期待したが24打席無安打、8打数連続空振り三振で途中交代した。3位ヤクルトとの上位対決を制した首位阪神とは、後半戦最大の2・5差に広がった。スポーツ報知評論家の高木豊氏が解説した。

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 丸が打ってくれないとなかなか点が取れない。そういう選手だから、原監督は5番という本来必要なところで起用したと思う。もちろん実力を認めているからだが、打席での姿を見て、きょうは代えざるを得ないと判断したのだろう。投手交代の兼ね合いもあったと思うが、本来なら代えられる選手ではない。

 今は打席で、上体が前に突っ込む傾向にある。左足の軸が残って打てれば、反対方向にも大きな打球が打てる選手。だが今は、ポイントが前にずれているように感じる。1日のヤクルト戦(京セラD)、高橋のチェンジアップをうまく打って本塁打にしたが、そのときから前に出されているなと感じていた。途中で代えられたりする状況が、より焦りにつながっているのかもしれない。

 今は途中で代えられても仕方のない状態。だが、初めて代えられたときの怒りや悔しさは絶対に忘れてほしくない。代えられたことを冷静に受け止められてしまうと、代える意味もあまりなくなる。原監督はみなぎるような反発心に期待している部分もあると思う。

 チームとしては、丁寧に大事にという気持ちは分かるが、慎重さが裏目に出て試合が重くなっている。もっと大胆にプレーしてほしい。併殺が取れなかった吉川の2つのミスは、大事にいこうとした結果。シーズンはこれからだ。若手には縮こまることなく、思い切ったプレーを見せてほしい。(スポーツ報知評論家・高木豊)

巨人

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