【巨人】4試合連続先制も守り切れず…原監督「同じような展開が多いね。次の点を重ねられない」

スポーツ報知
打線がつながらず、ベンチで厳しい表情の原監督(中央)

◆JERAセ・リーグ DeNA8―2巨人(7日・横浜)

 巨人は4試合連続で先取点を奪いながら、引き分けを挟み3連敗。丸を7試合ぶりにスタメンから外すなどのテコ入れも実らず原監督は「中押しというか、次の点を重ねられない」と、2点を奪った初回以外はつながりを欠いた打線を嘆いた。

 閉塞(へいそく)感は、この日も解消されなかった。先手は打てども、二の矢が放てないうちに守りが決壊してしまう。「同じような展開が多いね。先制してもなかなか中押しというか、次の点を重ねられない」。引き分けを挟んで3連敗。5試合勝ちから遠ざかり、負けた試合はいずれも逆転を許しているチームの現状を、原監督も首をひねりながら振り返った。

 この試合でも、最高の入り方を見せた。初回に吉川、岡本和の連続適時打で、4試合連続の先制となる2点を奪うも、その後は逸機の連続。3回1死二塁、4回無死一、二塁、5回も2死一、二塁と得点圏に走者を送りながら、古巣登板となったDeNA・宮国を攻略しきれず。試合の流れをたぐり寄せきれないまま、5回にエース・菅野が捕まった。「先制、中押し、ダメ押しと、よく先人たちが言う勝利に近づける上(の手段)において、そこの部分がちょっと足りてないかな」。この日は不振が続く丸を7試合ぶりにスタメンから外すなど、ベンチも打線のつながりを模索したが、8安打にとどまった。8月31日のヤクルト戦(岐阜)で14安打し、13試合で止めた連続1ケタ安打試合も、その翌戦からまた6試合連続と伸びてきた。

 勢いを出すためにはやはり、勝つしかない。「どこかに、チーム全体がこうノビノビとやっていない」と原監督は見る。第3次政権就任時の会見で、指揮官は少年野球のようにユニホームを着られる喜びを表現してほしいと選手に求めた。1本の安打、四球で次の打者につなぐ。犠打や進塁打で走者を進めることなど、アウトに意味を持たせ続けた先に得点とは待っているもの。「投手も苦しい状態でマウンドに上がるのが続いている。投打のバランスにおいては、今はもうちょっと打線が引っ張ってあげなきゃいけない感じがするね」。得点は、投手にとっても“勇気”になる。相互扶助の流れをもう一度作りたい。

 首位・阪神が敗れ、1・5差は変わらず、8日も首位に浮上できる可能性は残った。だが、今は他人の庭を気にしている余裕はない。とにかく自分たちが前に進めなければ、状況は何も変わらない。「明日またフラットの状態からスタートだからね」と原監督も切り替えを強調した。負の流れを止める一打、そして1勝が何よりの良薬になる。(西村 茂展)

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