国内組だけで来年7月の東アジアE―1選手権へ W杯代表入りへ4か月前の最終アピールチャンス

スポーツ報知
W杯にサプライズ選出も期待される選手のひとり、浦和GK鈴木彩艶

 東アジア諸国で行われる東アジアE―1選手権が22年7月に中国で開催され、日本代表は国内組のみで挑むことが7日、分かった。日本代表がアジア最終予選を突破してカタールW杯出場を決めれば、22年11月に開幕する同W杯前に、Jリーグでプレーする選手たちにとっては残り少ないアピールの場となる。

 カタールW杯の4か月前に、国内組が日本代表に食い込む実質的なラストチャンスがやってくる。2年ごとに行われてきた東アジアE―1選手権は17年、19年は12月開催。しかし今回はW杯アジア最終予選が新型コロナの世界的流行による影響で22年3月末まで行われることもあり、同大会は同7月の開催が内定。13年大会を最後に、3大会優勝を逃している日本代表だが、国内組にとってはW杯メンバーへの“サプライズ選出”をかけた舞台となる。

 今回の最終予選に挑んでいる日本代表でもJリーグ組は23人中6人と、今や森保ジャパンの中核は欧州でプレーする選手たちだ。だがJリーグには今夏、神戸に加入したFW大迫と武藤、浦和にDF酒井、C大阪にMF乾といった経験豊富な選手たちが欧州から復帰。加えて今季J1で9得点の鹿島MF荒木など、パリ五輪世代の逸材も控える。

 Jリーグと同大会での活躍が認められ、アジア予選後にW杯メンバーに食い込んだ前例もある。FW柿谷=当時C大阪、現名古屋=は、13年大会で代表デビューし、3ゴールを挙げて大会得点王に。その後、14年のブラジルW杯に出場した。同大会は国内組が、欧州組も含めたA代表に食い込んでいくための登竜門にもなっている。

 森保一監督(53)は常々「国内外問わず、所属チームで結果、存在感を出している選手が、チームのプラスになる、と判断したときには招集は準備したい」と語っている。もちろん、日本代表が最終予選を突破して7大会連続のW杯切符をつかみ取ることが大前提。その上でW杯直前でも同大会で結果を残せば、カタール行きの可能性は残されている。Jで戦う経験豊富なベテラン、世界へ飛び出す前の若手が入り交じったアピール合戦となることは必至だ。

 ◆東アジアE―1選手権 東アジアサッカー連盟がダイナスティ杯(90~98年)の後身として、2003年に東アジア選手権を創設。第1回は日本で行われ、2年ごとに日本、韓国、中国の持ち回りで開催。05年大会からは女子の試合も実施されている。13年大会から東アジア杯、17年大会から東アジアE―1選手権に名称変更。上記3か国に、予選を勝ち抜いた1チームを加えた計4チームの総当たり戦で優勝を決める。

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