【ヒルマニア】大谷翔平、本塁打王へ逃げ切れる? ペレス猛追2戦3発41号で2差

スポーツ報知
大谷翔平(ロイター)

 エンゼルス・大谷翔平投手(27)の本塁打王に強烈なライバルが登場してきた。ロイヤルズのS・ペレス捕手が5日(日本時間6日)、連日の41号3ランを放って2本差と急追。大谷にとって2本差は7月24日以来43日ぶり。3位のV・ゲレロ(ブルージェイズ)も含めて、ヒルマニアこと蛭間豊章記者が本塁打王争いを推理する。

 8月に12本塁打を量産したペレスが前日の2発に続き、この日のWソックス戦も今季11勝している右腕シースから右翼席上段に41号3ランを叩き込んだ。

 40、41号ともに99マイル(約159キロ)の快速球を打ち砕いたが、本人は「速いボールだったけれど、いいスイングができている。ベースの真ん中に来た球を狙っているだけ」と胸を張る。これでペレスは後半戦20本目(大谷は10本、ゲレロも11本)、7月9日時点の13本差から一気に2本差に迫ってきた。

 シーズンの75%以上捕手を守った選手のア・リーグ最多本塁打記録を更新中で1970年レッズのジョニー・ベンチが一塁と外野で打った7本を含め合計45本塁打した記録にも迫り、打点でも首位アブレイユ(Wソックス)に1差の102点まで伸ばしている。

 ペレスの勢いを示すデータにDHでの驚異の本塁打生産率がある。大谷は106試合で41本(2本は登板時)で1本当たりに要した打数は9・85。捕手104試合(27本塁打)の合間に、体力の負担を軽くするために計30試合座ったペレスのDH成績は14本、7・86打数に1本。最近5試合で5本と手がつけられない量産ぶりなのだ。

 エンゼルスは残り25試合で7、8日(日本時間8、9日)のナ・リーグ本拠地のパドレス戦でDH制がなく代打起用になるのが大谷には痛い。ロイヤルズは26試合、ブルージェイズは27試合残っている。

 大谷は投手との二刀流もあって3試合欠場しているが、一塁とDHのゲレロ、重労働の捕手を兼ねるペレスはともに欠場は1試合のみと、3選手そろってほぼフル出場での本塁打王争いは、話題的には98年マグワイア、ソーサのマッチレースに匹敵する。大谷が前半戦見せた爆発力を見せるのか、勢いのあるペレスが逆転するのか。いずれにしても最終戦までもつれ込むようなタイトル争いを期待したい。(ベースボールアナリスト・蛭間豊章)

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