【パラリンピック記者だより】競技終了 思い出した甲子園での取材

スポーツ報知
閉会式。東京の街をあしらった舞台でパフォーマンスするミライトワとソメイティ

 スポーツ報知のパラリンピック担当記者が、大会期間中、現場の熱気や裏側、取材でのこぼれ話などを届けます。

***

 一瞬で景色が変わった。午前中に、陸上競技の最終種目・マラソンが行われた国立競技場。昼前の表彰式が終わり、記者席から離れた。30分後に戻ると、フィールド競技が行われていた芝生部分にはグレーのシートが敷かれ、トラックの外にはステージの骨組みが建てられていた。

 昨年8月に取材した、無観客の甲子園交流試合を思い出した。取材時の選手は1~18の背番号が印刷された紙が貼られた壁を背にして球場内通路に立ち、柵越しで質問を受ける。最終日に原稿を書き終えてその通路を通ると、柵と背番号の紙は撤去されており「プロ野球の会場に戻るんだな」と高校野球の閉幕を実感した。

 国立競技場はいまだに五輪・パラリンピック後の用途が決まっていないという。多くの感動を目の当たりにしたこの場所で、またスポーツ取材をしたいと思っている。(内田 拓希)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請