Jエリートリーグ横浜FMは清水とドロー 宮市亮が先発デビューも警告2枚で前半のうちに退場

スポーツ報知
横浜FMのFW宮市亮

◆JエリートリーグA組 清水1―1横浜FM(5日・アイスタ)

 横浜FMは敵地で清水と対戦。Jエリートリーグはここまでユース選手や練習生、トップチームで出場機会の少ない若手選手を主体として挑んできたが、先月28日の鹿島戦から今月11日の広島戦(Eスタ)まで日程が空くことから、ほぼ主力メンバーを中心に構成された。試合は前半44分にFW宮市亮が退場する状況となったが、後半34分にユース所属のMF細川楓が先制点を挙げた。しかし同アディショナルタイムに失点を喫し、1―1のドローに終わった。

 この試合でマリノスのユニホームに袖を通し、公式戦デビューを果たしたのが、今夏独ザンクトパウリから加入した宮市だ。先月6日のG大阪戦でベンチ入りするも、筋肉系のけがにより一時離脱。無理をせずに状態を少しずつ上げ、この日は本人も想定している左FWで起用された。

 しかし0―0の前半44分。ゴールキックの際にボールを蹴り出し遅延行為で1枚警告を受ける。さらに相手選手の突破を引っ張って止めようとしたことで反スポーツ的行為の判定を受け、2枚目の警告。わずか30秒の間にイエローカード2枚でまさかの退場となった。実戦機会を失い、ほろ苦いデビュー戦となったが、プレスバックの速さなど随所で持ち味は出した。チームのスタイルにフィットすることで、その武器はより生かされるはずだ。

 先月15日の大分戦以来負傷で離脱していたDFチアゴマルチンスも実戦復帰。前半のみで交代したが、気迫あるプレーと後方からの指示でリーグ2位と躍進するチームを支えるセンターバック(CB)の健在ぶりを発揮した。「ベストな状態で戻れる」という言葉通り、広島戦までにはさらに調子を上げて100%の姿でピッチに立てるに違いない。

 さらに左利きの角田涼太朗がチアゴと組んで左CB先発。前節のエリートリーグでは3失点に悔しさも味わったが、持ち味と話す攻撃参加への意欲から、縦へチャレンジする積極的な姿勢が見られた。チアゴを手本に「毎日学んでいる」と日々成長を掲げる22歳には、3日に左太もも付着部損傷による長期離脱を発表したDF畠中槙之輔に代わり力を伸ばしてくる存在としても期待がかかる。

 勝利で飾ることはできなかったが、リーグ戦のない期間に、チームとしては貴重な1試合を戦うことができた。鹿島戦の黒星から、仕切り直しの広島戦へ、準備を進めていく。

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