車いすバスケ「普段は出せない力」で王者・米国追い詰め惜敗の銀メダル…パリで金だ

スポーツ報知
男子車いすバスケットボール決勝、銀メダルを手に記念撮影する日本代表の選手

◆東京パラリンピック 車いすバスケットボール 男子決勝 日本60―64米国(5日、有明アリーナ)

 男子決勝で日本は、リオ大会王者の米国に60―64で惜敗。初のメダルとなる銀メダルを獲得した。第1クオーター(Q)は序盤リードしたが、18―18の同点で終了。第2Qは追う展開となり、第3Qでは再びリードを奪ったものの、最終第4Qで守備のわずかな隙を突かれ、4点差で敗れた。

 敗戦を告げるブザーの直後は涙ぐんでいた日本代表の選手たちは、表彰式では晴れやかな笑顔を見せた。悔しさと喜びが入り交じる銀メダル。主将の豊島英(32)=宮城MAX=は「最後あと一歩で勝つことができずにとても悔しいが、やりたいディフェンスから流れをつかんで、すごく手応えがあった」と充実感を漂わせた。

 格上の米国には選手村入り後、練習試合で胸を借りたが、歯が立たなかったという。米国が日本を「プリティー・イージー」と評していたと小耳にはさんだ京谷和幸監督(50)は「ちょっとムカついていた。ひと泡吹かせてやろうと思っていた」と明かし、「普段は出せない力を出してくれた」と笑顔で健闘をたたえた。

 大会を通じての収穫は20代選手の成長で層が厚くなったことだ。古沢拓也(25)=パラ神奈川SC=は「3年後には金メダルを取りたい」とパリ大会での雪辱を誓った。(甲斐 毅彦)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請