リーグ最多の8連覇を狙う北国銀行が白星スタート・・・日本ハンドボールリーグ開幕

スポーツ報知
両チームトップの8得点を挙げた相沢

◆日本ハンドボールリーグ 北国銀行41-22岐阜(5日、小松総合体育館)

 リーグ最多の8連覇を狙う北国銀行は、41-22で飛騨高山ブラックブルズ岐阜に快勝し、今季開幕戦を勝利で飾った。新型コロナウイルス感染拡大防止のために入場制限もあったが、この日は157人のファンが訪れて、拍手や太鼓で会場を盛り上げた。新キャプテンの角南唯(30)は「このような状況下で開催していただき、皆さんの後押しがパワーになりました」と感謝の気持ちを込めて振り返った。

 大阪体育大出身の新人トリオが大活躍した。司令塔兼シューターとして、大暴れしたのが相沢菜月(22)だ。抜群の判断力を発揮し、センターバックのポジションから鮮やかなパスを供給。マークを引き寄せると、鋭いステップで抜き去り、豪快なシュートも披露した。相沢は「8連覇のプレッシャーはありません。(同級生がいて)安心感があるし、緊張感はほぐれました」と笑顔。ペナルティースローも任され、2本中2本を決めて見せた。

 相沢が両チームトップの8得点をマークすれば、同大出身の同級生、中山佳穂(22)と吉留有紀(23)も奮起。中山は「自分はロングシュートが武器。大学と比べて、実業団はスピードもフィジカルも違う」と話すが、在学中に日本代表にも選出された経験もあり、その能力はお墨付き。力強いジャンプシュートや巧みなループシュートも決めて4得点。吉留も左サイドから4得点を挙げるなど、チームの勝利に貢献した。

 昨季の大阪体育大は、“大学史上最強チーム”と呼び名も高く、昨年12月の日本選手権では、実業団のアランマーレ、イズミメイプルレッズ、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングを次々に破って準優勝。その主力だった相沢、中山、吉留の3人が北国銀行に今春から加入した。選手層は厚くなった上、守備では180センチの永田美香(27)と佐原奈生子(25)がゴール前中央で立ちはだかり、パスカットから何度も速攻を繰り出した。昨季よりも速攻の回数は増え、得点もアップ。昨季のフィールド得点93点でリーグトップの秋山なつみ(27)も安定のシュート力を発揮し、この日も6得点をマークした。東京五輪が終わり、北国銀行は主力選手4人が移籍して、戦力ダウンも心配されていたが、全くの杞憂に終わりそうだ。

 「コロナの感染が拡がっている状況ですが、ハンドボールを見てくれて感動や勇気を与えたい。面白いと思っていただけるように、表現したいです」と相沢。よりパワーアップしたメンバーで、リーグ初の8連覇を目指す。(中田 康博)

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