橋本聖子会長、パラ閉幕に感慨深げ「歴史にどのように評価してもらえるか」

スポーツ報知
橋本聖子会長

 東京五輪・パラリンピック組織委の橋本聖子会長、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長らが5日、東京・有明のメインプレスセンター(MPC)で大会の総括会見を行った。

 未曾有のコロナ禍による史上初となる大会の1年延期を経て、ついに閉幕を迎えた東京2020大会。橋本会長は感慨深げだった。

「長い人生の中でオリパラに全てをかけてきた自分としては、何としても大会を開催し、成功させなくてはいけないと活動してきた」

 2013年に東京開催が決まった瞬間は、「2020年にどういう日本になっているのかなと想像した」という。舌禍で辞任した森喜朗前会長から大役を引き継いだ。「中止、再延期が問われてきた1年だったが、どうしたら受け入れてもらえるかだけを考えてきた。今世界が直面する課題は感染症や気候変動。日本は課題を解決出来る国だ」

 コロナ危機の中、開催意義が常に突きつけられてきた。「パラリンピックを見ていただいたことで、それぞれの国民に変化があったのではないか。変化や気づきを持っていただいたことがパラリンピックの成果だ。この大会が社会が変わる転換点だった、と言っていただける日がすぐそこへ来ている。歴史にどのように評価してもらえるかが大きな課題」とまとめた。

 また、パーソンズ会長は「大会を開催していいのか、これは正しいのかと、眠れない夜も多くあった」と葛藤を告白。それでも日本側からは常に開催の揺るぎない決意を伝えられてきたと明かし「アスリートの喜びが私の喜び。大会は成功裏に行われた。日本は本当に素晴らしい仕事をした」と、組織委はじめ、日本側の準備、運営に賛辞を贈った。

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