ロキテクノ富山が都市対抗野球・第2次予選へ 本格右腕、斎藤央兆が最速153キロ「思いきり投げました」

153キロをマークした斎藤
153キロをマークした斎藤

◇第92回都市対抗野球第1次予選(福井・石川・富山県大会)▽準決勝 ロキテクノ富山3-1伏木海陸運送(4日、富山市民球場)

 第92回都市対抗野球(東京ドーム、11月28日から12日間)の第1次予選(福井・石川・富山県大会)準決勝が4日、富山市民球場で行われ、ロキテクノ富山が3-1で伏木海陸運送に逆転勝利し、第2次予選(富山市、10月1~3日)進出を決めた。3-1とリードした9回は、北陸屈指の速球派右腕、斎藤央兆(ひろき、25)が登板し、最速153キロのストレートで圧倒。斎藤は「都市対抗の予選ということもあり、力みましたが、今まで通りに投げられました」と明るい表情を浮かべた。

 185センチ、90キロの体格から投げ下ろすストレートは威力満点。初球で自己最速タイの152キロを投げると、2球目は最速の153キロで更新。「しっかりと腕を振れば、捉えられない自信があった。思いっきり投げました」。その後も150キロを越える速球を連発し、最後の打者は空振り三振で試合を締めくくった。

 新潟の糸魚川白嶺高出身で、最高成績は県大会8強。球速は138キロほどだったが、進学した新潟医療福祉大では147キロに向上した。「ウェイトトレーニングで、大きい筋肉を鍛えるのは楽しかった。何も考えなくても球速が上がった」と振り返る。ベンチプレス120キロ、スクワット200キロを誇るが、ロキテクノ富山に加入し、元阪神投手の藤田太陽監督から指導を受けて驚いた。2~3キロのダンベルを使って、インナーマッスルなど、細かい筋肉の強化に着手。「こんなに弱いのかと気付かされた。きついトレーニングを限界まで繰り返しました」。地道な努力を続けながら、身体の隅々まで鍛え上げた。

 ドラフトまであと1か月だが、この日はプロ数球団のスカウトが視察し、その能力を確認した。「目標は155キロ。今年はプロ入りへのラストチャンスだと思っています」。持ち味の速球に磨きをかけながら、初の都市対抗出場を目指す。(中田 康博)

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