【箱根への道】東洋大、危機感持ったことで結束UP「夏の取り組みは充実」

スポーツ報知
20キロ走を行う東洋大の選手たち

 関東の大学駅伝界では「夏を制する者が箱根を制する」という格言がある。夏合宿の成否が駅伝シーズンの結果に直結するからだ。昨季の学生駅伝2戦2勝で、今季も主役候補筆頭の駒大を追いかける上位校の夏合宿を特集。前回の箱根駅伝3位の東洋大は精力的に走り込む。万全の新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で“勝負の夏”に挑んでいる。(竹内達朗、太田涼)

 頂点しか見ていない。前回3位に食い込んだ東洋大だったが、5月の関東学生対校で長距離部門の入賞者がゼロに終わるなど、春先は苦しんだ。ケガで出遅れていた宮下隼人主将(4年)は「先輩方には申し訳ない思いでいっぱい。でも、そこで危機感を持てたことで夏の取り組みは充実したものになっている」。チームのピンチに結束感は増した。

 泥臭い走り込みを積極的にこなすのが箱根2区4位の松山和希(2年)だ。「去年は長い距離にまだ抵抗があったけど、今年は苦手意識なく走れています」と35キロ走などでしっかり追い込めている。ケガで短期間の別メニューとなることもあったが、質の高いジョグで大きくレベルアップ。「駅伝では、日本人トップや区間賞を狙わないといけない」とエースの自負もある。

 5000メートル高校記録保持者のゴールデンルーキー・石田洸介はやや出遅れているが、酒井俊幸監督(45)は「潜在能力の高さは証明済み。あまり心配はしていません」と話す。16年連続シード圏内という圧倒的な安定感と勝負強さを誇る鉄紺軍団。宮下主将は「一つでも多く優勝して、最終的には箱根も勝ちたい。(前回の)3位で終わっていいチームではない」。勝負の夏を越えて、箱根路に挑む。

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