【箱根への道】早大、3冠に向けて本気モード…相楽豊監督「強いチームになりつつあります」

スポーツ報知
新潟・妙高高原で充実の夏合宿を過ごす早大の千明主将(左)とエースの中谷

 関東の大学駅伝界では「夏を制する者が箱根を制する」という格言がある。夏合宿の成否が駅伝シーズンの結果に直結するからだ。昨季の学生駅伝2戦2勝で、今季も主役候補筆頭の駒大を追いかける上位校の夏合宿を特集。前回の箱根駅伝6位の早大は「学生駅伝3冠」をチーム目標に掲げ、充実の合宿を行っている。万全の新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で“勝負の夏”に挑んでいる。(竹内達朗、太田涼)

 今季の早大はひと味、違う。主将の千明龍之佑、エースの中谷雄飛(ともに4年)は異口同音に「チームのために箱根駅伝5区を走る心構えがあります」と話す。

 昨季も戦力は整っていたが、全日本大学駅伝は5位、箱根駅伝は6位にとどまった。「昨季は速いチームだったけど、強いチームではなかった。今季は4年生を中心に強いチームになりつつあります」と相楽豊監督(41)は最上級生に信頼を寄せる。

 新チームが始動した直後に3冠を目標に掲げた。「夏に入る前、正直に言えば3冠を目指せるチームではなかった。7月下旬にミーティングをして、みんなで気持ちを新たにしました」と中谷。エースとして最終シーズンにかける思いは強い。「全日本は(長距離区間の)7区と8区、箱根は1区から5区までどこでも行ける準備をしています」と言い切った。

 前回の箱根では4区まで3位につけたが、5区で諸冨湧(2年)が区間19位と苦戦し、往路11位に終わった。前回8区5位の千明は「2区と5区に対応できるように練習しています」と往路の主要区間を担う意欲を示した。

 東京五輪男子マラソンで、偉大な先輩の大迫傑が6位入賞したことも、早大ランナーの刺激となっている。その大迫が1年時だった10年度に達成した3冠に向けて、早大は本気だ。

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