8月にC大阪の監督を退任したレヴィー・クルピ氏が3日、関西空港発の航空機で帰国した。
8年ぶり通算4度目の指揮を執った今季は成績が低迷。シーズン半ばでチームを去ることとなったが、空港にはサポーターが駆けつけ別れを惜しんだ。サインや写真撮影などに応じたクルピ前監督は「長いキャリアのなかでこれだけ愛着があるクラブはブラジルにもない。皆さんの友情に感謝です」と感無量の表情を浮かべた。
今後に関しては「監督の仕事? 引退します」と監督業からは退くことを宣言。「(今季は)ブラジルではやらないつもりだったが、セレッソからのオファーだったので受けた」と明かした。C大阪から5度目の就任オファーが来た場合について尋ねられると「セレッソだったらまた考えるかもしれない」と冗談っぽく笑った。