東京ディズニーシーが開園20周年…コロナ禍でセレモニーなしもきっと輝ける時がくるはず

スポーツ報知
2016年9月4日のTDS15周年セレモニーでの奇跡。プロメテウス火山から出た炎がミッキーマウスのように写った(カメラ・酒井 隆之)

 東京ディズニーシー(TDS、千葉・浦安市)が4日、開園20周年を迎えた。緊急事態宣言下でセレモニーは行われないが、4日からアニバーサリーイベント「TDS20周年 タイム・トゥ・シャイン!」がスタートし、水上グリーティング「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング“タイム・トゥ・シャイン!”」でミッキーマウスと仲間たちが、あいさつする。入場制限もあって今をクローズアップしづらい記念日に過去と未来をリポートする。

 TDS20周年のテーマは「タイム・トゥ・シャイン!」。キラキラと輝く特別な時間を、という願いが込められているが、緊急事態宣言の延長で記念日は、セレモニーなし、取材対応なしの輝ききれないタイミングとなった。3日から始まった「ダッフィー&フレンズのスターリードリームス」も含めて、実質はデコレーション(装飾)展開とグッズ、飲食メニュー販売のイベントとなる。

 連動して開幕するとみられていた新規ナイトタイムエンターテインメント「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」は来年度中に延期された。東京ディズニーランド(TDL)と同じく12日までは午前10時から午後7時までの短縮営業、アルコール販売休止となる。

 01年9月4日に世界のディズニーテーマパークで唯一、「海にまつわる物語や伝説」をテーマにして誕生したTDS。同じ年に大型ショップ「ボン・ヴォヤージュ」、モノレール「ディズニーリゾートライン」、「TDSホテルミラコスタ」が開業し、本格的に東京ディズニーリゾート(TDR)が形成された。

 “航海”の歴史は順風満帆ではなかった。10周年だった11年は、4月にセレモニーが予定されていたが、3月11日に発生した東日本大震災で初の長期休園を余儀なくされ、4月28日の再開時もセレモニーはなく、10周年記念のナイトタイムスペクタキュラー「ファンタズミック!」が公開されたことが唯一の話題だった。ミッキーが巨大ドラゴンと戦うこの壮大なショーは9年続き、昨年の3月25日に千秋楽の予定だったが、コロナ禍による長期休園で、同2月29日を最後に自然消滅という悲劇に見舞われた。

 15周年セレモニーも当初16年4月15日に予定されていたが、直前に発生した熊本大地震に配慮して、9月4日の記念日に延期になった。このセレモニー取材で撮影した時、プロメテウス火山から出た炎が、角度とタイミングで偶然にミッキーマウスのように写る奇跡が起きた。

 20周年の今年は、年度初めの4月から周年イベントをスタートさせる想定だったが、緊急事態措置のためかなわず、9・4記念日セレモニーも見送りとなった。それでも原則5000人という入場制限で1か月先まで予約できるパークチケットはすぐに売り切れるのが現状だ。

 TDSに隣接する21年度オープン予定の国内5番目のディズニーホテル「TDRトイ・ストーリーホテル」は、外観は完成しており開業判断待ち。23年度にはTDS8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」という2500億円かけた史上最大規模の開発も控え、輝かしい未来は用意されている。TDS20周年「タイム・トゥ・シャイン!」は来年9月3日まで365日の開催となる。この1年の間に本当に輝ける日が訪れることを願う。(酒井 隆之)

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