木村敬一が初の金メダル、富田宇宙が銀メダル パラ競泳界初の日本勢ワンツー表彰台

スポーツ報知
男子100mバタフライS11で優勝し、富田宇宙と抱き合う木村敬一(カメラ・矢口 亨)

◆東京パラリンピック 競泳 決勝(3日、東京アクアティクスセンター)

 男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で、世界ランク1位の木村敬一(東京ガス)が1分2秒57をマークし、初の金メダルに輝いた。同ランク2位の富田宇宙(日体大大学院)は1分3秒59をマークし銀メダルで続き、日本パラ競泳界で初のワンツーでの表彰台となった。

 木村は先天的な病気で2歳で視力を失い、10歳で水泳と出会った。4大会連続出場で、2016年リオ大会では銀2つ、銅2つの日本勢最多4つのメダルを獲得したエース。今大会は1日の100メートル平泳ぎで銀メダルをつかんでいた。自国開催の舞台では「金メダルをとりたい」と意気込み、リオの5種目から3種目に絞ってこの日の100メートルバタフライに照準を合わせてきた。長年、日本を引っ張ってきたエースがパラ通算8個めのメダルでようやく頂点に立った。

 一方、富田は32歳にして今大会が初出場。3歳で水泳を始め、高校2年の時に網膜の異常で視野が狭くなる進行性の難病「網膜色素変性症」を発病。13年にパラ水泳に挑戦し、先にエース格に成長していた2歳下の木村の背中を追ってきた“遅咲きの新鋭”。今大会は8月26日の400メートル自由形で銀メダル、同30日の200メートル個人メドレーでは木村を抑えて銅メダルを獲得。ライバル木村との直接対決の末、大会3つめのメダルを手にした。

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