子ども乗せ電動アシスト自転車の”暴走かあちゃん“に反響…「逆走だけはやめて」などの声多数

スポーツ報知
子どもを乗せるだけでなく、夕飯材料などの買い物類満載も子供を乗せた自転車の日常だ(写真はイメージで本文とは関係ありません)

 幼稚園、保育所への送迎などで年々、子育て世帯での電動アシスト自転車の需要が高まっている。一方で、「歩道を走る子ども乗せ自転車が飛ばしすぎで怖い」という声も少なくないことを以前のコラム「子ども乗せ電動アシスト自転車の”暴走かあちゃん“に『怖い』の声…歩道でうまく共存するには?」で紹介した。この記事に対してのネット上の声を紹介しつつ、子ども乗せ自転車に限らず全自転車ユーザーに知ってほしい、基本的な交通ルールを確認したい。

 最も多く寄せられたのが「左側走行を知らない人が多い」「逆走だけはやめてほしい」など左側走行の原則についてだ。自転車は原則として、車道の左側を走行する。これは、自動車の進行方向と同じ方向で、自動車の左側を走るということだ。自動車の免許を取得していない場合、意外とこの原則を知る機会はないのでは、という声も多かった。記者自身は一応、自動車の免許は持っているがペーパードライバーで自転車にも乗らない。たしかに、これまでの人生で自転車の左側走行のルールを学習した機会は少なかったように感じる。

 自転車が車道を走ることが危険な場合は、徐行したうえ歩道を走ることも法律上、認められている。その際に走るのは「車道側」であることもあわせて確認しておきたい。歩道の中央から車道寄りの部分を通行し、歩行者の通行を妨げるようなときは、一時停止する。”徐行“という言葉に具体的な速度は決まっていないが、「いつでも止まれる速度」だ。

 また、「スマホを見ながら走らない」「裏路地の四つ角では面倒でも…すぐに止まれる速度に減速」「暗くなってからの無灯火、絶対やめて」などの声も多くあがった。

 子どもを乗せた自転車の事故で救急搬送された子どもの人数は、7年間で1443人(2011年1月~17年12月までの統計)。約8割が停車中の事故で、そのうち9割以上が転倒によるけがだった。消費者庁は事故増加を受け、今年1月に事故防止のためのリーフレットを作成。「まずヘルメットをかぶせる!→乗車させる→シートベルトをしっかり締める」「ヘルメットは、必ず、子どもを自転車に乗せる前に装着!」とヘルメットの重要性や、「前の座席でのケガは、後ろの座席の約6倍」などを強調。転倒を防ぐために「荷物は左右バランスよく」「停車する場所のわずかな傾きにも注意」「点検時にはスタンドのぐらつきなどもチェック」「自転車に子どもを乗せたら、決して目や手を離さず、いつでも支えられる体勢でいること」などを呼びかけている。

 走行中の注意としては、段差での事故が多発しているといい「段差5センチを乗り越えて走行することは転倒リスクが高いことを認識し、極力回避すべき」と警鐘を鳴らしている。

 9月。新学期が始まり、春から新しく乗り始めた親が慣れてきて事故も多くなる時期でもある。あらためて交通ルールを確認し、安全運転を心がけてほしい。(記者コラム)

※参考資料 消費者庁「幼児同乗中の電動アシスト自転車の事故」

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