LTアジ乗合船で鋭い引きを味わおう…子どもたちも大喜び「夏の思い出」できた

スポーツ報知
アジを釣って喜ぶ子どもたち(伝寿丸)

 アジは、初心者からベテランまで幅広い釣り人が楽しめる人気ターゲットだ。その中でも初心者にはオモリ40号のライトタックル(LT)で狙うLTアジ乗合船がオススメ。そこで大田区羽田の報知指定・伝寿丸の半日LTアジ船に乗った。東京湾横浜沖へ出ると20センチ級のアジが入れ食いになる場面も。オモリが軽い分、アジの鋭い引きがダイレクトに伝わってくるので、面白さは抜群だ。

 羽田を出て15分、横浜沖に到着した。釣り場の水深は16メートル。取材は8月26日。まだ夏休みとあって子ども連れで乗船している人が多かった。「底から2メートル上を狙って。貸し竿の人はリールを4回巻いてからコマセをまいて、そこでアタリを待ってね」榎本健司船長(62)は初心者でも分かりやすく釣り方を説明した。

 最初の釣り場ではアジからのアタリはなかったが、水深12メートルの浅場に移動すると、すぐに食ってきた。コマセをまきながら底から2メートル上に仕掛けを漂わせると、5秒もたたないうちにグングンと明確なアタリが竿先を振るわせた。リールを巻き始めると、鋭い引きに変わった。まずは20センチ級のアジをゲットした。

 アジの群れが寄ってきたのか、船上のあちらこちらで釣れ始めた。その中で東久留米市から来た濱祐介さん(38)、海希くん(12)親子と友達の金子永遠くん(11)も竿先に集中していた。海希くん、永遠くんはともにアジ釣りは初めて。それでも榎本船長に教えられた通りに釣っていると、永遠くんの竿先がグイグイと引き込まれた。一心不乱にリールを巻き、水面に見えた20センチ級のアジを勢いよく取り込んだ。その直後に海希くんも同型を釣り上げた。2人ともアジを釣って「夏休みの思い出ができた」と大喜び。

 並びで釣っていた豊島区の荻田慎哉さん(45)、理壱くん(12)、笑瑠さん(10)親子も船釣り初挑戦。理壱くんは20センチほどのサバを釣り上げた。ベテランならば小サバを嫌うが、理壱くんは「引きが強い」と喜んだ。笑瑠さんは20センチ級のアジを釣り「大きい魚が釣れた」と笑顔を見せた。

 午前11時前、沖上がりまであと30分ほど。榎本船長は水深18メートルに釣り場を移動した。「この場所は干潮の時間帯が狙いなんだ」という榎本船長の言葉のとおり、25センチ級の良型交じりで入れ食いになる時間帯もあった。良型のアジが掛かると、竿はグイグイと引き込まれ、アジがブリやカンパチなどと同じく青物の仲間であるということを思い出させてくれた。

 半日船は釣り時間が4時間ほど。それでも伝寿丸ではトップが30尾を超す日もある。“安近短”が魅力の半日LTアジ船。家族連れや友達同士で楽しむのにピッタリだ。(高田 典孝)

 ◆アジの釣り方 

 〈1〉カゴにコマセを7~8分目ほど入れて海中に投入。この時、仕掛けが絡まないように注意する。カゴが着底したら道糸がたるむ。ここで道糸がピンと張って竿先が少しお辞儀するぐらいまでリールを巻く。潮が速く道糸が斜めになるようならば、10メートルほど巻き上げて、もう一度落とす。

 〈2〉船長が指示するタナ(魚の泳層)が底から2メートルの場合、底から1メートル巻き上げてから竿を鋭く50センチほどしゃくってコマセをまく。

 〈3〉さらに1メートル巻き上げ、再度コマセをまき、ここでアジのアタリを待つ。

 〈4〉アタリが出るまでは竿を動かさないこと。アタリが出れば、竿先が鋭く引き込まれる。多くの場合、ここでアジの口にハリが掛かるが、バラシが多い時は竿を立てて合わせてもいい。魚がハリ掛かりしたら、一定のスピードでリールを巻く。30秒ほど待ってもアタリがない場合は、カゴをもう一度、底まで落とし〈2〉からの動作を再び行う。

 ◆めも アジ釣りの近況、乗合船は羽田伝寿丸(TEL090・3517・0022)。乗合船は午前船が7時30分、午後船は12時30分出船。料金はともにイカ、青イソメ餌、コマセ、氷つきで7000円、女性5000円、中学生以下4000円。レンタルの竿、リールあり。駐車場完備。

 このほか以下の船宿からも乗合船が出る。

 勝浦港勝丸(TEL0470・73・0483)

 千田港三喜丸(TEL0470・43・8293)

 保田港弥生丸(TEL0470・55・0747)

 金沢八景弁天屋(TEL045・701・9061)

 走水港関義丸(TEL046・841・7154)

 片瀬港島きち丸(TEL0466・25・9642)4日まで。

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