宝塚雪組・縣千が「CITY HUNTER」で3年ぶり2度目の新人公演主演「舞台がまぶしい!」

スポーツ報知
新人公演を終え、舞台上で会見した縣千(右)と音彩唯

 宝塚歌劇雪組「『CITY HUNTER』―盗まれたXYZ―」の新人公演が31日、兵庫・宝塚大劇場で上演された。

 人気漫画の初の舞台化となった同作で、主人公の敏腕スイーパー(始末屋)の冴羽リョウを演じたのは、入団7年目のスター・縣千(あがた・せん)。2018年「凱旋門」(主演・轟悠)以来、3年ぶり2度目の新人公演主演となった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、雪組の新公実施は昨年1月以来。縣はカーテンコールで、昨年3月の東京宝塚劇場での新公が中止になったことに「悔しくて、お客様のことを思うと、あの日々が忘れられないです」と回顧。それだけに「不安定な状況でも、温かく見守ってくださる中、無事に公演できて、うれしく思います」と感謝し、「一人一人がヒーローでヒロインの作品。それぞれが与えられているものを大切に磨いて、東京(10月14日上演)ではより輝きが増すよう精進してまいります」と、前進を約束した。

 本公演ではリョウ(彩風咲奈)の仲間で硬派の海坊主役で出演している縣だが、女ったらしで軟派なリョウという正反対の役を好演。新人公演ラストイヤーで、雪組の次代を担う正統派男役が、柔軟性を発揮した。新トップスター・彩風からは「自分を信じて」と助言されたという。

 海坊主役では、ほぼサングラスをかけているため、センターのスポットライトを浴びる主演に縣は「舞台がまぶしい! (本公演では)サングラスではほとんどライトが見えないので。銀橋でお客様一人一人が見えて、本当に幸せでした」と笑顔で話した。

 リョウの相棒・槙村香役は、19年首席入団の音彩唯(ねいろ・ゆい)が新人公演初ヒロインで務め、伸びのある歌声で娘役の新星誕生を印象付けた。「緊張しかなかったですが、いざ始まると、世界観にどっぷりはまることができ、落ち着いて務めることができました」とホッとした様子。初ヒロイン抜てきには「どうしようと思い、正直、勢いと元気だけで頑張ってきましたが、東京に向けて細かいところまで作り上げていきたい」とブラッシュアップに意欲を見せた。

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