大迫勇也“ジンクス”打破だ…欧州からJリーグに復帰した選手がW杯で大活躍できるか 酒井宏樹も挑戦

スポーツ報知
アップする大迫勇也(左)と、長友佑都

2022年カタールW杯のアジア最終予選に臨む日本代表は30日、初戦の9月2日・オマーン戦(パナスタ)に向けた合宿を大阪府内でスタートさせた。今夏、Jリーグに復帰したFW大迫勇也(31)=神戸=、DF酒井宏樹(31)=浦和=は、過去に欧州で長くプレーし、日本に出戻った選手がW杯で大活躍した前例がない、という“負のジンクス”を打破する。

 いよいよ、7大会連続のW杯出場権をかけたアジア最終予選が始まる。東京五輪を経験した若手と、経験豊富なベテランの融合を目指す森保ジャパンの中で、大きくプレー環境を変えたのがFW大迫とDF酒井だ。鹿島時代の13年以来となる“国内組”として、神戸から約40分のタクシー移動で大阪の合宿地に到着した大迫は「今までと比べ物にならないぐらい(移動は)楽。時差もないし」と笑顔をみせた。

 過去にも欧州からJリーグに復帰した選手は多いが、復帰後にW杯で活躍するなど代表の中心であり続けた例は少ない。10年南アフリカW杯前には、当時31歳のMF中村俊輔が7年の欧州挑戦を終えて横浜Mに復帰。しかしW杯では活躍できず、大会後には代表キャリアに終止符を打った。欧州より強度で劣るJリーグのプレーが、選手のレベルに影響を与える可能性もある。

 しかし、大迫はJ復帰のメリットを「(神戸では)前でコンスタントに使ってもらえる。もう一回、得点を取り続けたい。そうすれば自然と日本代表でも、得点を取れるチャンスが増えてくる」と語った。ドイツでは近年、FWではなくトップ下など中盤での起用が続いた。欧州への執着より、FWとしての自負を優先した決断が、代表での活躍にもつながるとみていた。

 同じく酒井も「自分自身は常に成長していると確信して、常日頃練習している。それを続けるだけ」と言い切った。まずは18年ロシアW杯の最終予選では敗れた初戦に、焦点を合わせたふたり。欧州からJ経由でのW杯躍進という枯れない野望を胸に、自身の経験と技を日本代表に注ぎ込む。(金川 誉)

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