【オリックス】執念のドロー劇も、中嶋聡監督「勝つチャンスがあった」と悔やむ

スポーツ報知
9回1死一、三塁、代打・アダム・ジョーンズは同点となる左前適時打を放つ

◆パ・リーグ オリックス2―2ソフトバンク(28日・京セラドーム)

 オリックスは土壇場の9回に追いつき、引き分けに持ち込んだ。1点を追う9回1死一、三塁から、代打・ジョーンズが左前に同点タイムリー。なおも1死一、二塁とサヨナラの好機を迎えたが来田、そして代打の西野がともに空振り三振に倒れた。価値あるドローとも取れるが、中嶋聡監督は「そうとも言えるが、勝つチャンスがあったので、そこは追い求めたいところ。(負けなかったと前向きには)あまり思わない。やっぱり、勝ち負けだと思っている。引き分けのことなんて、全然考えてない」と一気に勝利へと持ち込めなかった悔しさをにじませた。

 先発の宮城は6回までに106球を要して、7安打1失点で降板。25日に誕生日を迎えており、20歳初登板での自身7連勝&リーグ単独トップ12勝目はお預けとなり「野手陣の好守備に助けてもらったが、追い込んでからのヒットも多かったし、いい打球(捉えられた打球)の打たれ方が多かった。ボール球を投げる時はしっかりとボールに投げ切るなど、もっと対応しないといけない部分が多かったと思う」と反省を口にした。それでも最少失点にしのいだ左腕を中嶋監督は「だいぶ粘られたけど、1失点というのは素晴らしいと思う」とうなずいた。

 また27日から1軍練習に合流していた新外国人のバルガスがこの日初昇格し、7回1死一塁の場面で登板。2四死球や暴投もあり2死満塁の危機を招いたが、栗原を中飛に打ち取って無失点で切り抜けた。直球は打者の手元で動くクセ球で、最速151キロをマーク。右腕は「ここで投げるために、ずっと準備をしてきた。やっと発揮できる機会を迎えられて良かった。いい球もあったのは収穫だし、何球か投げミスがあったので、そこは次回に修正したい。今日は初登板で緊張も、エキサイトする気持ちもあった。次からはもっと気持ちよく投げられると思う。(球速は)100%、これより速くなると思うよ」とパフォーマンスアップに自信をのぞかせた。指揮官は「ああいうところで力を発揮するタイプだとも思うし、もちろん先発もできる。両にらみでいきたいと思う」と幅広い起用方法で組み込んでいく意向を明かした。

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