◆早慶対抗水泳競技大会(28日、千葉県国際総合水泳場)
早大の競泳チームが、伝統の対抗戦を大量に欠場する事態が起きた。水泳部の梶川悟監督(競泳部門)によれば、今月21日に部員2人が、23日にさらに1人が新型コロナウイルス感染の陽性判定を受け、6人が濃厚接触者と認定された。残る部員はPCR検査で陰性を確認したものの「安全面を考慮して学内で練習している選手は出場を辞退した」と説明した。
当初は40人弱の現役学生が出場を予定も、この日出場したのは学外のスイミングクラブに拠点を置いている男子1人、女子5人の計6選手のみ。この影響で、慶大選手だけが泳ぐレースが続出。1人だけで泳ぐケースもあり、ややさみしい大会になってしまった。