【甲子園】決勝は甲子園2度目の“智弁対決”になると見る…記者の目

スポーツ報知
甲子園球場

 第103回全国高校野球選手権大会は28日、甲子園で準決勝の近江(滋賀)―智弁和歌山、智弁学園(奈良)―京都国際が行われる。27日は今大会、唯一の休養日で、各校は大阪府内で調整した。近畿勢が史上初めて4強を独占し“夏季近畿大会”となった今後を大阪アマ野球担当の伊井亮一記者が「占う」―。

 昨秋から各校の監督が「この年代の近畿はレベルが高い」と話すのを聞いていたが、その通り近畿勢が史上初めて4強を独占した。智弁学園は近畿大会で昨秋優勝、今春も準優勝した。京都国際は秋春ともベスト4。智弁和歌山は秋に8強、春に4強入りした。

 初出場校で準決勝まで進んだ京都国際。今春センバツは2回戦敗退。今春の近畿大会は準決勝で智弁学園に2―4で敗れたものの、短期間でのチーム力アップを感じた。今大会の躍進は見事だが、驚きはなかった。

 一方、近江は昨秋の近畿大会は1回戦で敗退し、今春は県大会3回戦で敗れた。近畿6府県で滋賀勢は少し力が落ちると見ていたこともあり、ここまでの快進撃は失礼ながら予想外だった。近畿大会で昨秋2位、今春Vの大阪桐蔭を2回戦で破るなど、勢いは最も感じる。

 ただ23日に試合があったため、4校の中で最も「1週間に500球」の球数制限の影響を受ける。2年生右腕・山田陽翔の総投球数は424(ノーゲームの日大東北戦を含む)。4強進出校の登板した投手では最多で、疲労が心配される。

 智弁和歌山は他校に比べれば疲労していない。宮崎商との2回戦が不戦勝だったため、準決勝が3試合目。近江はノーゲームを含めれば“6試合目”。智弁学園は5試合目、京都国際は4試合目になる。

 予想するのは難しいが、フレッシュな智弁和歌山と、実績最上位の智弁学園がやや有利か。決勝は甲子園2度目の“智弁対決”になると見る。(大阪アマ野球担当・伊井 亮一)

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