大谷翔平3番定着なら162試合で60・3本塁打 大谷の打順は何番がいいのか

スポーツ報知
今季2本目の初回先頭打者アーチを放った大谷翔平(ロイター)

 エンゼルスの大谷翔平投手が26日オリオールズ戦で今季2本目の初回先頭打者アーチを放った。1番に入るのは16試合連続、今季20試合目となった。

 ここで大谷の今季の先発打順別成績を見ると(OPSは出塁率+長打率)。

(1)20試合=打率2割7分5厘、5本塁打、OPS・944

(2)94試合=打率2割6分8厘、35本塁打、OPS1・010

(3)1試合=打率2割、1本塁打、OPS1・000

 1試合だけの3番は除き、1番、2番の数字を取り上げてみよう。

 2番打者で最多本塁打は2019年チームメートのマイク・トラウトが133試合で45本塁打。この年トラウトは最終20試合を故障で欠場しており、もし出場し続けていれば50本の大台をクリアしていたはずだ。トラウトの数字を162試合に換算すると54・8本。しかし、大谷が2番のケースは60・3本となるのだから、この打順ははまっていたと言えるだろう。

 だが、マドン監督は2番では歩かされるケースが多いとして8月11日ブルージェイズとのダブルヘッダー2試合目からフレッチャーと入れ替えて1番に据えた。だがこの打順では本塁打のペースが落ち、最近9試合で9四球とここきて増えてきており、皮肉にも出塁率は2番の時より高くなっている。

 1番での本塁打はまだ5本。これを162試合に換算すると40・5本塁打。1番打者としては驚異的な数字になるが、上には上があるもので1996年ブラディー・アンダーソン外野手(オリオールズ)は102試合で35本。162試合換算で55・6本となる。

 この年のアンダーソンは1番でのOPSが1・029(大谷は・944)。100試合以上1番で出場した打者でOPSが1・000を越えた選手には1987年ポール・モリター内野手(ブルワーズ)が105試合で1・037、1990年のリッキー・ヘンダーソン外野手(アスレチックス)が132試合で1・018がある。ちなみに1822試合先発1番に座ったイチロー外野手はといえば、通算打率3割1分1厘の割には出塁率が低く本塁打も少ないために最も高かったシーズンでも262安打した2004年の・877だった。

 トラウトが戻ってくる来季、大谷はどんな打順に座るのだろうか?

(データはベースボール リファレンスを参考にした)

 蛭間 豊章(ベースボールアナリスト)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請