史上ワースト104連敗の勝南桜が引退 通算3勝238敗1休 師匠「本人から体力の限界と」

スポーツ報知
勝南桜

 大相撲で史上ワーストの104連敗の記録を持つ序ノ口・勝南桜(式秀)が7月の名古屋場所限りで引退したことが26日までに分かった。電話取材に応じた師匠の式秀親方(元幕内・北桜)によると、今月7日に茨城・龍ヶ崎市の部屋で断髪式を行い、既に引退届も日本相撲協会へ提出したという。

 名古屋場所終了後に勝南桜から申し出があったという。師匠は「本人から『体力の限界ということで引退させてください』ということで話がきまして。連敗が多かったもので、1つでも多く白星を重ねてもっと頑張ってもらいたかったんですが」と明かした。

 2015年秋場所に「服部桜祥多」のしこ名で初土俵を踏んだ。だが白星は伸びず、今年初場所で「服部桜太志」から「勝南桜聡太」に改名。下の名前は将棋の藤井聡太二冠にあやかったことで話題になった。ただ先場所で連敗は「104」まで伸び、そのまま土俵を去ることに。通算は3勝238敗1休と思うような結果は残せなかった。ただ式秀親方は「彼の中でのレベルの話ですが、入門したときよりはずいぶん力をつけてきていた。連敗という意味では本人はきつかったと思いますが、ここまでよく我慢して、力もつけてきたと思うので。もっと辛抱して頑張ったら、1番でも2番でも勝てるように、勝ち越せるようにって思っていたのですが…」と思いを吐露。一方で「本人は朝一番早く稽古場に降りてきて、稽古をまじめにやっていた。負けても負けても挑戦する気持ちは、本人の良かったところだと思います」とねぎらった。

 勝南桜は既に神奈川の実家に戻ったという。師匠は「まずは実家に帰って体を休めて第2の人生を考えるということなので。連敗記録は作ったかもしれないが、本当に一生懸命頑張ってきた。その頑張った気持ちを次の人生でも生かして頑張っていけ、という話をしました。挑戦することは諦めずやってきたので。これからもね。負けても、失敗しても、とにかく挑戦することは諦めず頑張ってほしい」と願った。

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