横浜FM畠中槙之輔、26歳誕生日に4―0完封勝利 4連勝で川崎猛追も「目の前の試合にすべてを」

◆明治安田生命J1リーグ ▽第26節 鳥栖0―4横浜FM(25日・駅スタ)

 横浜FMは敵地で3位の鳥栖と対戦し、4―0の大勝を収めた。東京五輪代表FW前田大然が前半41分に今季14得点目となる先制点を挙げると、後半6分には相手の退場を誘発し、PKを獲得。前節ハットトリックのFWレオセアラが冷静に追加点を挙げると、勢い止まらず同38分に途中出場のMF水沼宏太がダメ押し、同44分にはFW仲川輝人が今季初ゴールとなるループシュートを決めた。13戦負けなし(11勝2分け)で4連勝。首位・川崎が敗れたため、勝ち点差は1となった。

 苦しんだ前半を乗り切った先に、本来の姿が待っていた。相手のプレッシャーやマンツーマンのマークに苦しみ、なかなか攻撃のリズムをつくることができず。ここまで1試合を除いたリーグ戦すべてに出場中のDF畠中槙之輔は「自分たちでボールを動かすことはいつもみたいにできなかった」と振り返った。それでも複数の被決定機を集中して守り、ゴールは割らせず。古巣対決となったGK高丘陽平の縦パスからもたらされた同41分の先制点で「心に余裕ができた」と、形勢逆転にかかった。

 負傷離脱中のDFチアゴマルチンスに代わってセンターバックに入るDF岩田智輝ともうまくコミュニケーションを取り、「コースを限定してうまく守れている。試合の中で修正できた」。数的有利な状況も生かしながら、徐々に攻撃への参加も見せた。「横浜と気候が違ったこともあって難しい展開になったけど、できることをやり続けて、余裕持ってボールを回せて、追加点を取れる展開になって良かった」と今季13度目の完封勝利に胸を張った。

 畠中はこの日が26歳の誕生日。「今チームが好調ですごい点をとってくれてる」と8戦連続複数得点を奪っている攻撃陣への感謝も言葉にし、「失点せずに得失点差でもプラスを積み上げられるかが大事」と決意を深めた。前節に総得点で川崎と並んだが、今節は得失点差も同じに。頼れる26歳は「個人としては試合に使ってもらってるので、自分の力を出すこともだし、チームが勝ち続けられるように献身的にやれれば」と表情を引き締めた。

 いよいよ王者と肩を並べる一歩手前まで迫った。しかし、「チームにいる選手で意識してる選手はそこまでいないと思う。目の前の1試合1試合を戦うだけ」と考えややることに変わりはない。主将のMF喜田拓也も「最後どこにいるかが大事。まだ何も成し得ていない」と強調している。チーム全員の気持ちは同じ方向に一つ。畠中は「目の前の試合にすべてを出して、積み重ねられれば」と次節のホーム・鹿島戦へ強いまなざしを見せた。

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