【こちら日高支局です・古谷剛彦】サマーセールは上々の滑り出し 初日の最高落札額は4200万円

スポーツ報知
サマーセール初日に4200万円で落札された「タイニーダンサー2020」

 日本の競走馬市場で、1000頭を超える最大規模の「サマーセール」が、23日から27日までの5日間、北海道新ひだか町静内の北海道市場で開催されている。セール会場で、JRAや、JBBAの職員の方々にお会いすると、「北九州記念」を制したヨカヨカの話題に。スクワートルスクワートは、2003年の供用から15年目の世代で、産駒初のJRA重賞ウィナーを送り出した。そして、熊本産馬初のJRA重賞制覇であり、JRA宮崎育成牧場での育成馬にとっても、タムロチェリーの阪神ジュベナイルフィリーズ以来、20年ぶりの重賞勝ち馬となった。九州の生産者に元気を与え、市場全体の盛り上がりにもつながる、大きな1勝だった。

 さて、2日間が終わった「サマーセール」だが、上場番号1番の「タイニーダンサー2020(牡、父ヘニーヒューズ)」から、いきなり4200万円の落札額が飛び出した。母は15年報知杯エーデルワイス賞と北海道2歳優駿を連勝した女傑。昨年のJRAリーディングサイアー・ダート部門で初の首位となり、今年もトップを独走のヘニーヒューズを父に持つ「タイニーダンサー2020」は、セールを通じて注目の上場馬だった。売却率も7割を超え、売却額(税別)は13億6820万円と上々の滑り出し。2日目の高額馬は2000万円台で、平均額は初日より低いものの、売却率は78%を超え、最終的に13億1030万円だった。

 昨年の「サマーセール」は、初めて50億円を超えたが、今年もその勢いを感じる。25日は雨予報で、セールへの影響が心配されるものの、オンラインも活発に利用されている状況から、その心配も杞憂に終わるかもしれない。「サマーセール」の総括は、来週のコラムで述べたいと思う。

(競馬ライター)

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