24日午前に大阪に寄港し、日米の太平洋ヨット単独往復横断を達成したニュースキャスター・辛坊治郎さんが、冠番組のニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」(月~木曜・後3時30分)に電話で生出演。「とりあえず生きて帰ってきました」と、リスナーに報告した。
約4か月半ぶりの帰国。「たまたま偶然、運が良かっただけ。今回(復路で)一番怖かったのは自分。毎日毎日むっちゃいい天気で、暑いんで、海に飛び込みたくなる。寝ぼけてたら人間、何するかわからないんでしょ? だから夜、寝る時が一番怖いんですよ」と“自分との闘い”を強調した。前日は一睡もしていないそうだが、無事に帰国を果たし「昼間から酒盛り」と祝い酒を楽しんだという。
今後の仕事については「人生残り、あと10年ぐらいしかないかもしれないと考えた時に、講演でお金を稼いでも…」と時間がかかる講演活動には消極的な姿勢だったが、ラジオ復帰は「世の中の時事問題に全く接触しないままラジオもできません。リハビリで、新聞を読まなきゃいけないので、ニッポン放送の会議室を貸してください」とリクエストしつつ、「ラジオはやっぱり、聴いてくださる方が喜んでくださるならば」と意欲を語っていた。