横浜FM渡辺皓太が戦線復帰、後半戦のキーマンへ「このチームで全力でやりたい」25日鳥栖戦

スポーツ報知
横浜FMのMF渡辺皓太(右)

 横浜FMのMF渡辺皓太が23日、練習後のオンライン取材に応じた。8月上旬は別メニューでの調整が続いていたが、21日の仙台戦(5〇0)で後半26分から出場し、戦線復帰。2年ぶりのリーグ制覇を目指すべく、シーズン後半に向け「少しでもチームの勝利に貢献したい」と語った。

 今季のリーグ戦は出場17試合中先発が5試合で、敗退が決まったルヴァン杯の出場が中心となっていた。今夏の移籍期間には、J1クラブからの獲得オファーを受けた渡辺。22歳のボランチは出場機会を求め、新天地で新たなスタートを切るか、悩みに悩んだ。

 それでも「マリノスのサッカーができるチャンスがある中で、(出場機会を得ることは)難しいけど、このサッカーをしてることが本当に幸せ。でも試合に出たい気持ちもあって。ただ、このチームでポジション争いをすることでより自分の成長につながると思った」。残留を決意し、「このチームで試合に出場し続ける目標を持って、改めて頑張ろうと思えた期間。決めたからにはこのチームで全力でやりたい」と、強い覚悟を示した。

 90分間アグレッシブなサッカーを展開するチームにおいて、途中交代の選手の果たす役割は勝敗のカギを握る。実際、MF天野純ら途中出場の選手が結果を残していることが、リーグ2位につける好調の要因の一つだ。マスカット監督が交代メンバーに求めるのは「よりパワーをすり込む役目。120%、130%のレベル」。途中出場で流れをさらに上向きに持っていくため、そして先発出場の座を勝ち取るためにも、「強度やボールを奪いきる力はまだ足りない」と課題を挙げた。攻守のつなぎ目として前への推進力をもたらすだけでなく、得点やアシストといった数字に絡むことも見据える。

 東京五輪では候補選手として代表活動にも参加してきたが、メンバー入りはかなわず「Jリーグでも圧倒的に活躍しないとあの舞台には立てない」と受け止めた。すでに前を向き、「今は立ててないけど、次はW杯もあるしここで終わりじゃない。一歩ずつ近づいていけたらって思いでいる」と”圧倒的”な存在を目指し、自チームでの成長を誓う。

 25日の鳥栖戦(駅スタ)に向けてチームはこの日、横浜市内で1時間半ほどのトレーニング。今夏加入し、6日のG大阪戦(3〇2)以降別メニューで調整していたFW宮市亮も合流し、マスカット監督は「少しずつ、いい状態で戻ってきている」と話した。現在12戦負けなし(10勝2分け)。指揮官はチーム状態に手応えを示し、「試合に出てるメンバーも交代メンバーも全部を出し切る、余力を残さず試合を終えることが大事」と力を込めた。

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