◆デヴィルズマーブル(8月22日、小倉5R・芝1200メートル=5着)
道中は先行馬群の中で待機し、4コーナーは馬場のいいところを選んで大外へ。直線はじりじり脚を伸ばした。流れ込むような形で見た目は地味だったが、レースを終えた福永祐一騎手の感触が非常に良かった。
返し馬で瞬間的にテンションが上がった時に、首に力が入ってしまう癖があったと振り返った鞍上は「力まないように教える競馬をしましたが、そういう面は見せていました。長く脚が使えなかったのは、若さが出たぶん。経験を積んでいけば上手に走れるようになると思います。能力はかなり感じるし、楽しみな素材です」と評価。忘れずチェックしておきたい。(吉村 達)