郷ひろみ 65歳50周年もまだまだ攻める!「ゴン攻め」ではなく「GO攻めで行きます!」

スポーツ報知
華麗なジャケットプレーを披露する郷ひろみ(カメラ・森田 俊弥)

 8月にデビュー50周年イヤーに突入した歌手の郷ひろみ(65)がこのほど、スポーツ報知などのインタビューに応じた。今月4日に最新シングル「100GO!回の確信犯/狐火」を発売。50年の歩みを振り返り「通過点だけど、単なる通過点じゃない」と感無量。全555曲のサブスク解禁、YouTubeの「THE FIRST TAKE」挑戦など進化を続ける郷は、東京五輪のスケートボードで話題になった「ゴン攻め」にちなみ「今年は『GO攻め』します!」と宣言した。(宮路 美穂)

 郷は今月4日に最新シングル「100GO!回の確信犯/狐火」を発売した。「100GO―」は、18歳のトラックメーカー・SASUKEが作詞、作曲、ミックスを担当した疾走感のあるナンバー。過去のシングル全105曲の中から、「お嫁サンバ」「お化けのロック」など郷の代表曲をサンプリングしており、歌詞にも「[おんぷ]そんなGOLDFINGER輝かせたPlayer」「[おんぷ]そうか2億4千万の君への思いがそんな100GO!に詰まっていたのか」など、これまでの歩みがつづられている。

 制作当時は17歳だったSASUKEとのコラボ。「僕が米国に行っていた時も、ボーカルを教えてくれたのは20歳の青年だった。『年下だから』とか抵抗はない。今までの僕にないトラックを作ってもらえた」とリスペクトの念を抱く。両A面の「狐火」は米の歌手バート・バカラック(93)が昨年発表した楽曲のカバーで「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(32)が日本語の訳詞を担当。「『狐火』は曲の中で『演じる』ことを意識しました」と対照的な2曲の仕上がりに手応えを明かした。

 72年8月1日に「男の子女の子」でデビュー。まだ何者でもなかったあどけない美少年は、半世紀の時を超え成熟したエンターテイナーになった。「デビュー当時よりも踊ってますよ」と笑いつつ「50年ってものすごく大きい。通過点だけど、通過点とは言えないような歴史の詰まったもの。50周年の重さは確実にある」と感慨深げだ。

 65歳の今でも週3の体力トレーニングを怠らず、毎年50都市以上を回る。なぜ、走り続けることができるのか。「ラッキーだったのもあるし、変化をいとわないところがあったからだと思う。『変化の先にしか進化はない』という考え方が僕には合っているんだと思います。生きるということは努力するということ。手の届かない目標設定はしない。手の届きそうな目標にジャンプし続けてきました」

 この50年で得た出会いも大きかった。「筒美京平さん、ジャニー喜多川さん、酒井政利さん…。いい時代に生まれて、育てられてきました。『お嫁サンバ』の『1、2、3バ 2、2、3バ』を『エッ、これ歌うんですか…?』と言っていた僕が『GOLDFINGER’99』では『ア・チ・チの歌詞が面白いんだから、もっと増やしてください』と言えるようになった」。人との出会い、楽曲との出会い。すべてが今の郷を形作ってきた。

 50周年イヤー突入を機に、これまでの555曲のサブスク解禁、「THE FIRST TAKE」挑戦など、デジタル展開も積極的に取り組んでおり「新しいものにもついていきたい。オリジナリティーのある自分でありながら、変化にすがるということは大事」と進化をやめない。このほど閉幕した東京五輪のスケボー競技に影響を受けたといい「無難なところではなく、きわどいところを攻めていく精神は大事」と共感した様子。五輪ではプロスケーター・瀬尻稜さんによる「ゴン攻め」というワードが話題となったが「僕は『GO攻め』で行きます!」と令和も攻め続けていくことを誓った。

 ◆郷 ひろみ(ごう・ひろみ)本名・原武裕美(はらたけ・ひろみ)1955年10月18日、福岡県生まれ。65歳。71年にスカウトされ、72年NHK大河ドラマ「新・平家物語」で俳優デビュー、同年8月「男の子女の子」で歌手デビュー。NHK紅白歌合戦にはこれまで33回出場。現在全国ツアー中で、66歳の誕生日を迎える10月18日に東京国際フォーラムで最終日を迎える。

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