◆第57回札幌記念・G2(8月22日、札幌・芝2000メートル=13頭立て)
白毛馬として初めてクラシック(桜花賞)を制したアイドルホースのソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎、父クロフネ)が、注目の復帰戦を吉田隼人騎手に導かれて2番人気で制し、8着に終わったオークスの雪辱を果たす重賞5勝目を挙げた。勝ち時計は1分59秒5(良)で、3歳馬の制覇は14年のハープスター以来7年ぶり。
香港・クイーンエリザベス2世C1着から凱旋の一戦に臨んだラヴズオンリーユー(川田将雅騎手)が1番人気に推されたが、3/4馬身及ばず2着。さらに頭差の3着に8番人気のペルシアンナイト(横山武史騎手)が続いた。
吉田隼人騎手(ソダシ=1着)「1番にホッとしています。折り合いはついていましたし、いつでも動けるというのが手綱から伝わっていました。前半のレースで前に行っても止まらない馬場だというのは分かっていたので、最後は自信を持って追い出しました。春のG1はオークスで悔しい思いをしましたが、復帰戦でソダシらしい競馬をしてくれたと思います」