横浜FM、首位川崎に4差接近…5発快勝!レオセアラがハットトリック、総得点56はフロンターレに並んだ

スポーツ報知
前半26分、先制弾を喜ぶ横浜M・レオセアラ(右)と前田大然

◆明治安田生命J1リーグ第25節 横浜FМ5―0仙台(21日・ニッパツ)

 2位の横浜FMはホームで仙台に5―0と大勝し、3連勝を飾った。今季加入のFWレオセアラ(26)がハットトリックを達成し、前節・大分戦の2ゴールに続き2戦5発と絶好調。チームは12戦負けなし(10勝2分け)で勝ち点を59とし、敵地で広島と引き分けた首位・川崎との差を4に縮めた。川崎は負けなしを30試合に延ばしたが、手痛い2戦連続ドローとなった。

 この日の主役はレオセアラだ。前半26分、好セーブ連発の相手GK、DFと交錯しながら空中戦を制した。浮き球パスに頭を合わせ、先制。仙台の守備に手を焼いていた横浜FM攻撃陣に一気にスイッチが入った。1―0の後半17分、右足で鮮やかなミドルを突き刺し、同25分にはMFマルコスのパスに抜け出してハットトリックを達成。「僕のポジションは点を決めないといけない。練習でハードワークしてきたことが試合に出て勝利できてうれしい」。強い責任感を抱くブラジル人助っ人の3得点1アシストで5発大勝。首位・川崎との勝ち点差は4に縮まった。

 ヒーローが1人でないのもチームの強さだ。東京五輪代表FW前田(13得点)を筆頭に、点取り屋がそろう。レオセアラ、マルコス、FWエウベルの外国人トリオで19得点を量産。19年得点王のFW仲川や新戦力のFW杉本らも控える攻撃陣の破壊力はリーグ屈指で、チーム内競争も激しさを増す。今夏フランス・トゥールーズへ移籍した日本代表FWオナイウ阿道(10得点)の穴は、まったく感じさせない。

 今季17試合で複数得点を奪い、無得点試合は2試合のみ。シーズン中にスコットランド1部セルティックに引き抜かれたポステコグルー前監督の意志を受け継ぎ、マスカット新監督体制でも、どれだけ大差でリードしようと「エキサイティングなサッカー」で最後の1秒まで全員が攻め続ける。ポジション関係なく、何人もの選手が絡んで生み出した総得点は56得点と、ついに1位の川崎に並んだ。「みんながポジションを勝ち取るために戦っている。状態のいい選手が多くて選ぶのが大変」と指揮官は目を細めた。

 19年シーズンは、終盤7連勝の快進撃で逆転優勝を成し遂げた。王座奪還へ、勢いを止めることなくチームのギアをさらに上げていく。目の前の一戦に徹する考えを示しつつも、優勝を「絶対に諦めない」と誓う指揮官。最終節に迎える川崎との直接対決まで、チーム全員の力で、ひとつずつ白星を積み上げる。(小口 瑞乃)

■VAR機材トラブルで一時中断

〇…前半10分頃、VARの機材トラブルにより試合が一時中断した。運営側の説明によると、VAR自体は稼働していたものの、送信不良で第4審判の横にあるモニターに映像が届いていなかった。約5分ほどで復旧し、主審から監督や両キャプテンに説明があり、試合は再開。その後会場にもアナウンスで説明が入った。

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