福本豊さんが指摘 阪神・西勇輝は2軍で再調整すべき 「ローテから外してリフレッシュ」

スポーツ報知
2回、大量失点にマウンドで汗をぬぐう西勇輝(カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 中日6―0阪神(20日・ナゴヤドーム)

 阪神はわずか4安打で今季6度目の完封負けを喫した。これで中日・柳には今季17イニング無得点の惨状。エースの西勇も5回8安打5失点と崩れ、プロ通算100勝に王手をかけてから自身5連敗となった。矢野燿大監督はナイン全体に奮起を求めた。スポーツ報知野球評論家で「世界の盗塁王」福本豊さんは「これだけ制球に苦しむ西勇を初めて見た」として2軍での再調整を提案した。

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 これだけ制球に苦しむ西勇を初めて見た。得意のスライダーをはじめ、抜け球が目立ち、高さもコースもストライクゾーンから外れていた。元々、プレートの一塁側からアウトステップで投げ込むフォームだが、体の開きも早く感じる。ツーシーム、スプリットの落ち球もことごとく中日打線に見切られていた。

 前半戦の終盤に白星がつかなかった時は通算100勝の重圧かと思ったが、今は明らかに状態が悪い。東京五輪の中断期間に体は十分に休ませたはずだが、一度、ローテから外してリフレッシュさせた方が良い。2軍でフォーム修正や走り込みに専念すべきだ。

 序盤で踏ん張り切れなかった西勇の責任も重いが、バックのミスも目立った。2回の糸原のファンブル、大山の握り直してからの野選は明らかに防ぐことのできたミスだ。守備は数年にわたっての課題だが、優勝争いを繰り広げる中で、これまで以上に致命傷になってくる。(福本豊=スポーツ報知評論家)

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