BCリーグ・富山GRNサンダーバーズが連敗を8でストップ 松村誠矢が先頭打者ホームラン「6安打は初めて」

6安打5打点と活躍した富山の松村
6安打5打点と活躍した富山の松村

▽BCリーグ 富山9-3福井(20日、高岡西部)

 西地区2位の富山GRNサンダーバーズは、9-3で4位の福井に勝利し、連敗を8でストップした。18日の福井戦での引き分けを挟み、7月28日以来の勝利を飾って選手たちも笑顔。打線は18安打で圧倒すれば、投手陣は5人による継投リレーで3失点に抑えた。吉岡雄二監督は「なかなか連敗を抜け出せない中、みんなで勝ちを呼び込んでくれた。一つ勝てたことで、チームは変わってくると思う」と明るい表情で振り返った。

 チームを勝利に導いたのが、故障から復活した1番・松村誠矢中堅手(24)だ。1回先頭では内角ストレートを捉え、豪快な右越えホームランで先制。「それまで調子が良くない状況だったが、1打席目からしっかり振れた。結果は考えていませんでした」と松村。本来の打撃感覚を無心で取り戻し、3、4回は左前安打、6回は右翼線への二塁打、7、8回は50メートル5・7秒の俊足を生かして内野安打と、6打数6安打5打点と大爆発した。「6安打は高校時代にも経験がない。初めてじゃないですか」と驚いた。

 昨季は打率3割3分、リーグ3位の28盗塁をマークし、ベストナインを獲得。ドラフト前には数球団から調査書が届くなど、プロも注目してきた。今季は打率2割6分9厘と伸び悩み、7月下旬から8月上旬まで右足を痛めて戦線離脱。「大切な足なので、しっかりと治した方がいいと言われた。焦りはなかったが、自分が戻ってチームの流れを変えたいと思っていました」。打撃フォームも試行錯誤しながら、自分の感覚に合うスイングを見つけた。

 今季は19試合を残し、西地区首位の滋賀とは3・5ゲーム差。「この流れを変えずに、いつも通りにやりたい。6安打は出来すぎですが、コンスタントに3、4安打を打ちたいです」と松村。勝負の終盤戦に向け、ラストスパートを誓った。(中田 康博)

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