パフォーマプロミスが19日に死す 18年アルゼンチン共和国杯など重賞3勝馬が闘病生活の末に

スポーツ報知
20年の鳴尾記念でパフォーマプロミス(左)はラヴズオンリーユー(右)とのデッドヒートを制して重賞3勝目を挙げた

 引退馬ファンクラブTCCは2018年のアルゼンチン共和国杯など、重賞3勝を挙げたパフォーマプロミス(牡9歳・栗毛、父ステイゴールド)が8月19日朝、闘病生活を送っていた滋賀・栗東トレーニングセンターの診療所で死んだことを20日に発表した。

 パフォーマプロミスは現役時代、栗東・藤原英昭厩舎に所属。デビューは3歳秋(2015年9月)と遅かったが、経験馬を相手に初陣を飾って3連勝。6歳時(2018年)には日経新春杯、アルゼンチン共和国杯とG2を2勝し、その年の有馬記念・G1(14着)にも出走した。

 7歳時(2019年)の天皇賞・春・G1で3着と健闘するも、その後、右トウ骨遠位端骨折が判明。約1年1か月ぶりで挑んだ8歳時(2020年)の鳴尾記念・G3を10番人気で制し、鮮やかに復活を遂げた。今年のダイヤモンドS・G3(15着)が最後のレースになり、9歳までターフを走り続けた。

 ダイヤモンドSの後に右後肢の第1趾骨(しこつ)の骨折が判明。ボルトを5本入れる手術を行い、滋賀県栗東市のTCCセラピーパークで乗馬になるための調整を行っていた。だが、4月8日に手術を行った箇所の右第1趾骨を馬房で粉砕骨折。創外固定術を実施し、栗東トレセンの診療所で入院加療を継続してきた。8月19日の朝、蹄葉炎の症状が悪化して起立困難になったため、安楽死の処置が施された。

 TCCの山本高之代表は「緊急手術以来、毎日必死に治療を続けていただいたJRA栗東トレセン診療所の先生方には感謝しかありません。このような報告となり大変残念ではありますが、今までのパフォーマプロミスの頑張り、関わっていただいた多くの方の思い、各所での判断、その全てに意味があるものでした。私たちの役割は、厳しい闘病生活に立ち向かったパフォーマプロミスの頑張りを多くの方に伝えるとともに、これからも一頭でも多くの馬を救い、馬に寄り添いながら、学びながら、より良い持続可能な馬と人との共生社会の実現に向けて活動を続けていきます。そしてそれがパフォーマプロミスの供養になることを願っています」とホームページでコメントを発表した。

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