TWOLAPS主催の中距離シリーズ「ミドルディスタンスサーキット」大阪大会開幕 田中希実らに注目

スポーツ報知
ミドルディスタンスサーキット大阪大会の会場であるヤンマースタジアム長居のサブトラック

 中距離に特化した賞金レースシリーズ「ミドルディスタンスサーキット」の大阪大会が20日、ヤンマースタジアム長居で行われる。男女のシリーズチャンピオン(エリートの部)にはそれぞれ100万円の賞金を贈呈。男子800メートル前日本記録保持者の横田真人氏(33)が代表を務め、陸上中長距離選手の指導やマネジメントなどを手がける「TWOLAPS」が、陸上界に新たな風を吹かせようとしている。

 今大会の最注目は、東京五輪女子1500メートル8位の田中希実(豊田自動織機TC)。通常の大会ではあまり行われない1000メートルに出場予定で、日本記録は杉森美保が02年にマークした2分41秒08。田中が持つ1500メートル日本記録が3分59秒19(1000メートル平均で2分39秒46)であることを考えると、19年ぶりの更新は濃厚だ。

 男子エリートも充実したメンバーがそろった。600メートルでは今年の日本選手権800メートル王者の田母神一喜(阿見AC)がペースメーカーを務め、同種目日本記録保持者・源裕貴(環太平洋大)らがエントリー。勝負はもちろん、口野武史が08年に樹立した1分16秒74の日本記録更新にも期待がかかる。

 「TWOLAPS」が中心となって新設された今シリーズの開催。大阪大会からスタートし、9月23日に福島・郡山ヒロセ開成山陸上競技場やオンラインでのバーチャルレースも実施する。エリートの部としては、大阪大会や福島大会を予選ラウンドとして実施し、800メートルや1500メートルに準じた中距離種目を行う。各大会での上位がファイナルステージ(10月30日、東京・駒沢公園陸上競技場)に進み、1000メートルで王者を決める。800メートルと1500メートルの“中間”とも言える距離での“異種格闘技戦”に注目だ。

 さらにワイルドカードシステムも導入し、今年の日本選手権優勝者や東京五輪出場者はファイナルステージ出場権利が与えられるという。賞金が贈られるエリートの部以外にも、小学生から一般まで出場可能な部門が創設される。陸上界の裾野を広げ、多くの人が参加できる新たなジャンルの競技会に注目が集まる。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請